Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

昇天祭のミュンヘン行

2017-05-26 | 
昇天祭だった。ミュンヘンに新制作「タイホイザー」二日目に出かけた。それほど暑くもなく、陽射しも手頃で、朝10時に出たので、一時間ほどは道中でピクニックをするつもりだった。しかし、折からのシュトッツガルト21にも絡む工事渋滞で、途中で車を止めて一時間ほど楽譜を勉強するどころか、ノンストップですら一時間前に地下駐車場に入れなかった。ミュンヘンに通い出してから少なくとも新制作シリーズでは開場になってから入るのは初めてだった。いつもは開場になるのを外で待っているのが普通だったのだ。

つまり総計して一時間ほどは渋滞待ちをしていたことになる。休日だからトラックはなかったが、行楽シーズンで交通量が多く、想定外だった。あれほどフランスからの車を見ることも珍しい。よって、ピクニック用の握り飯や茹で卵、ミニトマト、桃などを走る車中で平らげた。車中で身繕いする時間もなかったので、そのまま劇場の地下駐車場に乗り入れた。

ピクニックの余裕をもって10時過ぎに自宅を出発、劇場到着が15時過ぎだった。渋滞は燃費に良くないが最初から経済運転を心がけていたので、100㎞当たり往路8.6L消費、つまり32Lほどの消費だった。復路の下り370㎞はある程度飛ばして、3時間半ほどで一時過ぎには帰宅した。下りに関わらず33Lほど消費した。15時間の旅だった。今回はほぼ満タンで93ユーロ支払ったので、やはり85ユーロほどの燃料費だったろうか。駐車料金が21ユーロなので、交通費は車両維持費を除いて100ユーロ以下となる。

今のところ危惧していたブレーキディスクの警報が出ていない。これに関しては交換までの距離が延びれば伸びるほどお得になる。それは後輪のタイヤにも言えて、雨でもない限りそれほど問題はないので、同じ時に交換するまではゴムを使い切ることになる。双方合わせるとかなりの金額になるので、経済的負担が大分軽減されている。その分ワインに注ぎ込んでいるようなものだ。



参照:
思ったよりも早く失せる 2016-02-07 | 雑感
経済的に降臨するミュンヘン 2015-05-26 | 暦

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