Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

カンボジア風バッハの破壊力

2016-12-15 | 文化一般
ラディオの番組でバッハのチェロ組曲が流れた。それを弾いているのは子供の時にカンボジアからドイツ社会民主共和国に貰われてきた人である。どういう経歴の人かは知らないが技術的に素晴らしくカンボジア風に弾いている。彼の話しの様に「バッハをアジア風に弾く」というそのものの殆んどカンボジア語の特徴丸出しのバッハなのだ。彼のドイツ語も子供の時から使っていたとは思えないほどカンボジアの発生発音そのものだ。ブラジル風バッハとかスイングバッハとかいうよりも一寸面白いと思った。こうした音楽の強さには、日本風バッハを意識していないスズキのバッハにはないものだ。鈴木のバッハの洗練とは比較の仕様がないとしても、そうしたクロスオーヴァー文化の方法が日本風なだけで本質は変わらないということなのかもしれない。カンボジア風バッハの破壊力はスズキメソッドを遥かに超えている。要するにバッハの破壊力ということになる。

フランクフルトのバッハの会から知らせが来ていて、総会のプロトコールとして2018年までのプログラム予定がある。ヘルヴェッヘやキット・アームストロングが戻ってくるのは良い。しかしグルノーブルのバッハは頂けない。何よりも良いのは、コストの割には入場券収入が増えていて赤字にならなかったことだろう - 客席の状況から信じ難いが。伝統的な団体は凌ぎ方を心得ているのかもしれない。

先ほど成功した通電ステージS3からのサスペンド起動の遠隔操作である。電源を切っていて、そこに繋いであるラズベリーパイの為に、テーブルステープルの電源オンにするとワークステーションまで起動して驚いた。BIOSで電源消失の場合に再び電源が来たときはオンにすると設定してあったからだ。三種類設定があって、その他に「前の段階に戻す」というのがあり、オフにするというのもある。オフに設定しておくと遠隔再起動にはならないようで、中間の設定にする。しかし、その場合も最初だけは手動で起動させなければいけない。そのあとは電源が入っている限り、何回でも起動が可能となる。

使わないときは主電源を切ることが前提であり、ラズベリーをモニター端末として使う度にワークステーションが起動するのも厄介であるので、この辺りが妥協策である。必要な時は最初だけは手動で起動させて、当分必要が無ければ主電源を落とせばよい。こうして同時にラズベリーの電流とワークステーションのスタンバイの電流を遮断すれば旧年以上に節約可能な筈である。それでなくても、グーグルキャストやDACなどの電流が流れる時間は増えていて、ダブルモニターなどで余分に点けているので、総合的に増減を調整していかなければいけない。シナモンのPCやモニターやスキャナーの電源部にもスイッチを挟んだので不必要な時には待機電流も流れないようにした。



参照:
歌心のないドグマの響き 2012-05-29 | 音
軽く回り過ぎるエンジン 2016-12-02 | 雑感

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Wake-On-Lanで使うXP | トップ | 可処分所得三割増の一年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿