Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

仏ピッザ・フラムクーヘン

2005-09-27 | 料理
昨日は、ハイキング途上に玉葱ケーキと甘い濁酒ワインを昼に、フラムクーヘンとヴァインショーレを夜に楽しむ事が出来た。前者については改めて書くとして、両者とも共通点があり同時に扱われる事が多いようだ。

フラムクーヘンは、アルザス地方の農家が薪のオーヴンでパンを焼く時に、手頃な炎に落ち着くまでの間、パンを入れる前にこの火の中に木のヘラに乗せて投げ入れ、簡単に焼いた物が発祥らしい。勿論、ピッザとの共通点もある。今でもアルザスからライン地域の名物で、ドイツではライン谷向かいの「黒い森」では殆んど見ないが、双子文化地域のプァルツでお目にかかれる。それもアルザス国境に近い地域に多い。

薄く延ばしたパン生地の上に、サワークリームの代わりにクヴァークを塗る事もあって、チーズにベーコンや玉葱の刻みがトッピングしてあって、白ワインに素晴らしい。クヴァークについても、改めて扱わなければなるまい。



参照: 涙の出るようなケーキ [ 生活・暦 ] / 2005-10-02
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 倹約のレンズマメ | トップ | 肉食をするなと主張 »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさ)
2005-09-27 04:32:37
2日続いてお料理だと、ピョンピョン出て来てしまいます…。



そう。タルト・フランベ。アルザス名物で、パリパリ感が好きな私は、大好きな食べ物です。

ピザよりもっとおつまみっぽくって、でもかなりボリュームがあって、美味しいですよね!あぁ、食べたくなってきた…



やっぱり地域が近いと、食べ物も共通点が多く見られるものなんですね。

玉葱ケーキのお話、楽しみに待っています!



…レンズ豆、フランス人も好きですよ。

先日、スイスに近い山の中のレストランに行ったとき、付け合せには、絶対レンズ豆!と私の友達は追加オーダーしました。

それを聞いた数人も、それに倣え、をしてました。

(普通バージョンだと、マッシュポテトになるのです。)

食べさせてもらったけど、私はなかなか美味しいものだと思いました。
レンズマメ最中? (pfaelzerwein)
2005-09-27 05:22:21
お待ちしていました。



ジュラ山地の方でも有るのでしょうか。何でもない物ですが、名物なのですね。アルザスとプァルツは言葉も同じで、文化圏を定めるのが難しいです。これは、ゲルマンの移動の時期からですから、近代の覇権とは関係ない。



と言う事で、玉葱ケーキについても食事の比較文化圏が想像出来ると思いますが、新たに食べてから書きます。



レンズマメが好きなフランス人。最近は、健康食ブームで人気があるんですよね。確かに煮こむと柔らかくなってマッシュになりますね。砂糖を入れたら餡子になりそうです。「レンズマメ最中」。そう言えばこちらでは、芋代わりに付け合せに余りしませんね。何故でしょう。



前述のヌードルは、堅めに炊くので美味いのです。
火の中に木のヘラ (shimamelon)
2005-09-27 22:01:05
フラムクーヘン・・・初めて知りましたが、まるでピザ生地ですね。

たまにピザ生地つくりますけど、やはり火力が要ですね。

火の中に木のヘラをいれると、木のへらが燃えるような気がする。解釈にナンありですかねぇ。
木のヘラは焼けますね (pfaelzerwein)
2005-09-28 12:01:13
shimamelonさん、ご指摘ありがとうございました。木のヘラは焼けますね。説明不足でしたので訂正しておきました。



ピザよりも皮は薄いです。一度お試し下さい。
日本で食べるとなると・・・ (韓玄2号)
2005-10-03 00:40:17
 トラックバックありがとうございます。



 私が初めてフラムクーヘンを食べたのは、ドイツのボッパルト(ミッテルライン地域)というところなのですが、白ワインとの相性は最高でした。



 日本でフラムクーヘンが食べられる店となると六本木のBernd's Barくらいしか思い当たりませんが、ここも思いっきりドイツ料理の店です。
フラムクーヘンは珍しい (pfaelzerwein)
2005-10-03 15:00:35
韓玄2号さん、コメント有り難うございます。ミッテルラインで、フラムクーヘンは珍しいですね。ワイン処でもドイツでは何処にでもあるわけではないです。ボッパルトからの写真が下にあります。



ゆく河の流れは絶えずして [ 音 ] / 2005-08-01



バットカンシュタットから見えるワイン・パン屋さんの元娘さんに食べさせて貰ったのがレンズマメヌードルで近々アップします。



ポストホテルの件は知りませんでした。どうもポストバンクではない方ですから、厚生施設だったのでしょうか。小さな郵便局が無くなっていく現在、収益性の悪いこれらは即売却すべきです。詳しくはそちらで書かせて頂きます。副業するなら民営化ではなくて、公的財産の私有化?民営化に容赦はありません。軽量化すれば少しは株価も上向くでしょう。



郵便料の取り過ぎが発覚して、今度値段が下がります。電話局といい、郵便局といい民営化してモノポリーから脱却しても業務が改善されるというような例は皆無です。更なる厳しい合理化を進めていくしかないようです。
お久し振りです (ひで)
2006-11-07 06:46:55
pfaelzerweinさん、こんばんは。
ご無沙汰してます。
関連記事ということで、TBさせて頂きました。
僕は昨日初めて食べたんですけど、
ご指摘の通り、白ワインがとても良く合いますね。
バーデンバーデン (pfaelzerwein)
2006-11-07 15:49:39
ひでさん、こちらこそご無沙汰をしております。「ローエングリン」でバーデンバーデンにいらしていたとは気がつきませんでした。色々と面白そうなお話があるようですね。

http://www.hidefumin.info/kumaneko/archives/2006/03/11/post_666.php

http://www.hidefumin.info/kumaneko/archives/2006/10/17/post_804.php

http://www.hidefumin.info/kumaneko/archives/2006/11/02/lohengrin-dvd.php

フラムクーヘンはフランスと言っても全くの郷土料理なのですね。そちらに専門店があるのも興味深いです。

コメントを投稿