Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

今年最初の怪我をする

2013-07-29 | アウトドーア・環境
ドロミテへの準備で二回クライミングをした。その前は始めて二週間以上殆ど登る機会が無かったからである。金曜日はカンカン照りを避けて夕方五時ごろから出かけた。出来るだけ夕立の影響のないところで登った。尾根の上に吹く風は素晴らしく、同時に中世の城郭後の歴史に触れながら登ることができるのである。

どの岩場にも足場などが刻まれていて、ノーマルルートにはそれが見つかることが多いのがトリフェルツ周辺の岩場なのである。今回初めて出かけた岩場にもそれがあり、世界で最も困難な困難度第一級のルートを相棒が登った。真剣度二級なので中間確保支点を取るのが難しいが、なるほどオヴァーハングに乗り移って、その手掛かりを見つけるまでは可也不安になる。しかし、その刻まれた手掛かりが見つかれば全く問題が無くなる。しかし、バランスを取るだけの手掛かりではないので、現在のグレード別けのように二級が正しいであろう。

その後、複雑そうな四級を避けて、六級上の場所をトップロープで登り、隣の七級の難しさも予想できた。複雑そうな四級は次回の楽しみに残して、八級のオーヴァーハングを少し試してみた。少なくとも取り付けの感じでは登れそうな感じであったが、さてどうだろうか?

日曜日は午後に雨が来る予定だったので、手短に石切り場で身体慣らしをした。待ち合わせで待っている間に一人で遊んでいるうちに足を広げて加重してしまったので筋が延びきってしまった。殆ど股割り状態である。その後歩くのも不自由でびっこをひいた。そして帰ってから風呂でマッサージをしたりしているが、一晩寝て大分よくなったとはいえ、まだまだ駄目である。今回は歩く距離は殆ど無いとしても大丈夫だろうか?今年最初の怪我である。

最初のティームアルバイトというザイルの助けを必要とするようなルートを登る。相棒を始めてリードをこなした。その調子である。その後ライヴァルが石切り場に来て、雑食砂岩の岩場の石灰状のルートを選んだ。ドロミテに似ているルートである。流石に何とかこなす彼の実力は大したものである。複雑な技術には馴れていないが、確りと足で立って登りきる実力はピカイチである。クラシックなルートでは最も強い彼であるからシュタイクアイゼンで登る練習もしておらず、氷もやらないのがとても残念である。

我々は、相棒もギリシャのコルフ島から帰ってきたなら、ボルダーリングと積極的にオヴァーハングのルートを取り入れながら夏シーズンの締めくくりへとスパートしていかなければいけない。



参照:
短い夏のジャンダルム 2013-07-01 | 暦
知的スポーツへの触り 2013-06-26 | アウトドーア・環境
ゴムの柔らかさを変えてみる 2013-03-27 | 生活

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