Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

驚愕ラズベリーパイ3

2016-10-22 | テクニック
車の前輪ブレーキディスクを最後まで使うことにした。メーカーが設定した警告が出るまでということになる。次回の冬タイヤ終了時まで出なければ最高だが、その前に取り換えることになっても数千キロメートルは現状のままで走れる。車検で指摘されたものだから、メーカーも無視できなかったのは当然である。これで今回は数百ユーロは安くなった。そろそろ二十万キロに近づいて来ているので、見極め時が必要になって来る。

そこでなんとか念願のラズベリーパイを購入することにした。価格自体はケースなどを入れたスターターセットでも60ユーロと手が出る価格だったが、入手するとある程度使い熟さないと無駄になると考えて躊躇していた。

そもそもこれを購入する気になったのは偶々購入したUSB温度計をこれで使うととても良いということで興味を持ったのだ。すると様々なアイデアが浮かんで来て、HDMI対応のモニターまで購入する切っ掛けにまでなったのだ。

この間二三ヵ月が経過した。HDMI導入からクロームキャスト購入までと予想外の方向へと設備投資が広がってしまったからだが、金額的にはモニターが108ユーロでその他は合わせて55ユーロぐらいだった。60ユーロに至らなかった。

その間に準備をしていたことになるのは、ブルートュースのキーボードの使い熟しと、入手直前に有線のUSBマウスを所持していないので、壊れた充電ステーション付きのマウスを持ち出して来て、乾電池で使うつもりでいた。また前夜にはタブレットで使っていたマイクロSDをフォーマットして、必要なソフトをインストールしておいた。

入手して、SDカードとHDMIとUSBを挿入して電源を入れる。すっきりとディスプレーが立ち上がり、マウスが直ぐに作動した。そして心配していたブルートュースのペアーリングも可能となった。これで一安心だ。キーボードのマウスパッドを使えば壊れたマウスも無用だ。但しキーボードの充電を忘れていた。ここまではほんの10分もあればセットアップが出来るのだ。

そして、WiFiに入るのに若干時間を要した。読み込みまでは問題が無かったのだが、その後のセキュリティーなどの決定までは少し時間を要した。なによりも通常のLINUXのように簡単にPCとコンタクト出来なかったことだ。要するにWiFiの中での位置づけが定まらない。

しかしなによりも驚愕したのは簡単にyoutubeまでそれも可成りの画像と音で見られたことで、使っているうちに、これだけ小さなものだと忘れて、つまらないLINUXのソフトまでをダウンロードし始めていた。しかし32GBとはいってもそれだけしかHDが無いことを思い出して、本来の使い方へと戻る。

先ずは、暖房の入っていない室内でBenQのモニターと頼りないキーボードを使わないでよいように、遠隔操作の準備をした。VNCがプリインストールされていたのでこれをサーヴァー扱いにするのに時間を要した。勿論これを両方向に使いたいのだが、先ずはPCでヴューワーを使う。結局問題になっていたのはポート番号を入れていたのだが、これが接続を阻害していた。これで、マウスもキーボードもそれどころかモニターも必要無くなった。ここまでが先ずはハイライトだった。

その後、懸案の温度計を設置して遠隔で読み込むまでが次のステップである。ここからはコムパイラーなどLINUX・UNIXを使い慣れている人ならばお茶の子さいさいだろうが、中々上手くいかなかった。しかし少し弄っているとやはり慣れて来る。まさしくこのミニコムピューターが英国の教育向けに開発された所以である。素晴らしいと思った。我々の時代は精々BASICなどというのが話題になっていたぐらいで、こうしてUNIX並に機械を制御するとなると「子供の科学」どころの面白さではない。

小学生中学年以上の子供がいたとすれば、これを与えて、親が一緒に遊ぶだけで可成りの勉強になる。PCやタブレットなんていらない、これで充分だ。自分自身LINUXのあまりにもウィンドーズ並みに使い易くなったものを使っていて、その限界と同時に充分に使い切るだけの気持ちも失せてしまっていたのである。しかし、先日のキャスティングしかり、こうした工業技術を自分のものとすることで20世紀の制御不可な機械を制御可能な気持ちにさせてくれる。これはとても大きい。芸術などに表れている20世紀をなんとなく乗り越えられる気持ちにさせてくれるのだ。

今回のスターターセットの白色と赤色のケースの作りも立派でとてもお洒落である。これも先ずは使ってみようと思わせた。コムパクトで自然空冷のフィンを付けるだけなので殆ど無音である。消費電力が2Wから5Wということで、WiFiの消費が大きいかもしれない。温度計も遂次のWiFi発信だけでなくて計測を記録するなどの使い方も可能なようにしたりと、まだまだ遊べることは間違い無しだ ― そもそも自分自身への余暇のあるときのクリスマスプレゼントぐらいに考えていた。子供なら更にアイデアが膨らむに違いない。



参照:
汽車をじっくり見た 2016-08-16 | テクニック
愛おしくて、侮れない 2016-08-23 | ワイン
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