Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

休肝日が続く今日この頃

2011-03-08 | ワイン
今日は一日中寒かった。気温も低かったのだが、体調不調だろうか。それでも喉も痛みも取れて、大分すっきりとしてきた。陽が長くなり、六時半過ぎまでは野外で十分活動できるようになったが、この寒さではどうしようもない。鼻がツーンとするのである。

先日飲んだグランクリュワインは、年末にはまだ十分に飲み頃でないと報告があったので、措いといたものである。早過ぎる心配は無くは無かったが、飲み頃も確認したいことであり、さらに本当に良ければ金さえ出せば再び買えるものであるから思い切ってあけた。

2009年度産のカルクオーフェンで、2008年産が2009年の暮れにはゴージャスに開いていたので絶賛したもので、年度違いの味を吟味した。結論からすれば、酸の質の違いも大きいが、むしろシャープな酸で、量感が少ない分、甘さが余分に感じられた。残糖を減らしていない限り一般的な2099年産のリースリングの特徴である。更に天然酵母醸造の穏やかさがあるので、酸の鋭さが余計に目立って新鮮さには申し分ない。

なるほど、その意味からは暮れの時点では早過ぎたとの印象をもたれたのも理解できる一方、石灰土壌特異の角の丸みも相俟って、やはり置いておくよりも、早のみを勧めたいグランクリュワインである。名前の挙げられないような独特の果実感と清涼感は秀逸であったが、逆に2008年産のような弾けた印象は無かったので、美味いリースリングの代表であった。兎に角、美味しい飲み物で文句のつけようがない。

このワインに高級感とか通向きの深みとかは求めようがないが、新鮮なうちならば、そのテロワールの特徴からフランスのシャドネを完全に凌駕している。しかし、二年も経つとどんどんと角が落ちていくに違いない。天然酵母のリースリングであるから将来性は否定できないが、もう少し出せば十年先を期待できるリースリングがある訳で、石灰質のこの土壌のワインを態々取っておく必要はないだろう。その意味からは、贅沢なワインで高級リースリングに違いない。

連続休肝日を続けている。風邪ひきもあったが、あまり飲みたくないのである。どうせ外でビールなどを引っ掛けることは間違いないのだが、自宅でのアルコールをもう一寸絶ってやろうかなと思っている。今晩の夕食は行者大蒜のペストである。それなら上等なワインなどいらない。



参照:
まさに春は虚の状態の季節 2011-03-05 | 生活
ヴァイル御一行様のご相伴 2010-10-01 | 試飲百景
退屈凌ぎに将来への新たな一歩 2010-05-31 | 試飲百景
今が素晴らしければそれで良い 2009-12-26 | ワイン
ジャンル:
お酒・お茶
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