Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

受け入れられない情報保護

2015-04-28 | 雑感
マレーシア航空機撃墜事件の調査がほぼ明らかになったようだ。それによるとウクライナ東部の分離派の仕業であることはもはや疑いがないようであるが、それ以上に重要な情報が伝えられている。何よりも重要なのは、その前に撃墜された戦闘機からその上を飛ぶ民間航空機への撃墜の危険性が伝えられていたことである。

つまり、その情報を民間航空機会社に伝えていたならば事故も起こらず危険な思いもしなかったというのである。ルフトハンザはそうした危険情報が伝えられていなかったことを声明しているので、連邦共和国政府の責任問題が問われるというのである。

この事件の経過に関しては不思議なことが沢山あったので、そのときのことを思い出すといつものように情報機関とその情報の扱いなどに想いが募るのだ。こうした破廉恥な事件の裏には情報戦があって、それを皆が後で知ることになるが、犠牲者本人は何も知らずに命を失うことになるのである。

こうした「人災」には突発というようなことはないのである。だから確率論を駆使して自動操縦などのことが出来るように選択される将来を読むことが可能となるのである。ある時点でマレーシア航空に乗った乗客の命は定まっていたのである。それでも同じ航路を数分の距離を保って飛行していたルフトハンザが狙われていたことも否定できない。

事件直後には、ルフトハンザは同じ航路を取っていないとの情報が流れるなど不可解なことがあり、翌日には迂回することが決定されたのであった。そこに知らされていない情報の流れがあったのだ。

肩の故障だけでなくて、腰などにも張りがあるので、新しいトレイルランニングシューズを注文した。とてもよいプロフィールがついているのでまだまだ使えそうなのだが、身体の方が大切だ。少しでも負担が掛かるようになったと思えば即決断すべきだ。丁度同じ色の同じ靴が安売りに出ていたのだが、何故か私のサイズが売れてしまった。同じように目をつけていた人があったのだろう。発注が遅れた理由はあって、89ユーロに送料などが加算されていたからだ。現行の改正されたEUの消費者保護基準から額に関わらずこうした別途料金のオファーも出てきた。つまりサイズが分かっていても送り返すときに送料を負担しなければいけない。だから躊躇していたのだ。

売り切れたので次のオファーを探すと98ユーロほどで出てきた。しかし今度は2015年モデルの色違いで、これならば少し高くても仕方がない。色の好みはあるが、少しでも安くてよくなっていたら高くはない。今使っている靴も95ユーロだったから、一年以上のインフレ上昇分としては受け入れられる額だ。



参照:
豚に小判の消費者保護 2014-07-19 | マスメディア批評
消えた踵のエラ張り 2014-01-31 | 雑感

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