Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

素材にも拘る男着

2017-07-18 | 雑感
メリノのシャツの写真を上げていなかった。理由は分からないが、一つには未知のUKのアパレルメーカーの限定商品のようなもので何か密かにという感じがあったのか?それが態々独アマゾンに出ていたというのもより?を増やすものだった。

しかしこうして三シーズン着て、初めて洗濯して、その生地のしなやかさややらかさに企画者の感性というようなものを感じるようになった。男性ものではあるのだが、何となく女性の感覚があるような気がする。マガジンなどを見ているとアパレル業界の素材に対する意思などは、一般的には男性の衣料にはそれほど活かされていない。

我々が素材云々を語る場合はスポーツ衣料とか、寝間着とか肌着類ではなかろうか?誰でも子供の時に毛糸の衣料を着せられてぐずった覚えがあるのではなかろうか?もちろんそれは、チャーリーブラウンのようなぬいぐるみや毛布などの肌触りと対にあるものだ。精々その程度の拘りが男の場合あるぐらいだ。だから最初の欧州旅行をした際にケムブリッジの店先のアメリカの黒人らしきがその指で生地を弄っていたのを今でも覚えている。要するに我々からすると化繊のペラペラのものしか着ていないアメリカ人がと印象に強く残った。

このメリノには洗濯マークすら付いていなかった。それほどエクサムプラー数が少なかったということだろう。生地が薄い、つまり糸が細いので、手洗いに水を張って、毛糸洗い洗剤を溶かして手で押し洗いした。その前に、襟元と袖裏に歯ブラシで洗剤を塗布して色落ちテストもしてみた。濡れると滲み感は出たが汚染は全くなかった。温度を30度ぐらいにして、襟などを外に出して畳み、二十回ほど押し洗いして、更に同じだけ押し濯ぎした。最後に押し脱水をしたが、ネットに入れて脱水しても大丈夫そうだったので、洗濯機に入れて、短く回転数を落として脱水した。

緊張して取り出したが、拠れたりフェルト状になっていない。バスタオルを広げて、綺麗に広げて、暗室で乾かした。手触りは未だに脂感がありダメージは殆んど受けていないようで、手触りに温かみがあった。本来の毛の良さがそのままだった。但し洗う前から脇の下は擦れてフェルト状になっていたのでそれは変わらない。裏返して、一晩乾かしてから、アイロン台に移して、バスタオルを挟んでアイロン掛けして、拠れているところに蒸気を吹き付けた。袖を通して見る。全く問題がなさそうだ。そしてまた一日吊るしておいて、クローゼットに吊るし直した。

ドッキングステーションのマウスの電池が切れた。購入したのは2013年6月だった。電池は三年間まで持つとなっている。調べると付属電池を最初に交換したのが2015年12月の二年半、そこでスーパーの安い電池を入れて一年半である。寿命は短くなっているが消費が気になるような間隔ではない。この間デッキングステーション化したので、マウスだけでなくキーボードも使う時間が二倍ほどになっている。手元にある使いさしの電池を入れた。暮れぐらいまで持つだろうか?心置きなく使え、スイッチを切り忘れることもあるが使い勝手にはこれで満足だ。ネットを見ると今も現行商品となっている。如何に完成した製品だということだろう。敢えて言えば、キーボードにマウスパッド機能があればと思うぐらいだ。ロジッテック製品へのイメージは良い。



参照:
初雪初積雪の冬真っ只中 2014-12-04 | 暦
無線マウス二年半の実力 2015-11-28 | 雑感
コーディロイの袖を通す 2017-07-16 | 文化一般
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