ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

縁起物

2017年01月11日 | 日記

 昨日(1/10)は5年目の検査の二回目、早く終わったので、その足で病院近くの西宮神社に寄った。
 その日は “ 十日戎 ”、関西では敬意を込めて “ えべっさん ” と呼ぶ、商売繁盛を祈願する大祭だ。

 ふた昔も前になるだろうか、彼女 と一度覗いたことがあったが、流石<戎社の総本山>の大祭、大層な賑わいだったことを憶えている。

 当時に比べれば露天や屋台が少ないように見えたが、23年に暴力団排除条例が施行され、いわゆるテキヤを排除するとかひと悶着あって、それ以来の現象(こと)なのかも知れない。

 露天と言えば、高崎市の “ だるま市 ”、縁起物の福だるまを売る店が殆ど出店しなかったと、年初にTVが流していた。
 その市、関西では聊か馴染が薄いが、面壁九年の修行をした達磨大師を開祖とする達磨寺の “ 七草大祭 ” に立つ程度のことは知っている。

 その大祭に、縁起物のだるまを売る店が並ばない?
 朝日ディジタルの群馬版(1/3)を開くと、“ 高崎駅西口の駅前通りで、第1回の 「高崎だるま市」が1、2日に開かれた。市や観光協会などでつくる実行委員会が主催、約25万人が訪れた ” とあった。

 高崎市のHPを覗くと、出店を巡り寺と神農街商組合、達磨製造組合の三者の調整が付かず、6、7日に開かれる七草大祭とは別の開催となったようだ。

 そのことの善し悪しは別にして、差し詰め、吉兆と呼ばれる小物を付けた福笹や福熊手、福箕の縁起物を、えべっさんとは関係のない所で求めるようなものか?
 それでご利益があるんなら、神社や寺の縁起物とは一体なんなのだろうと、少し笑えた。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1243


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