辺野古移設推進を確認 北朝鮮に核放棄求める 日米首脳
(時事通信 2017/02/11-14:37)
【ワシントン時事】
安倍晋三首相とトランプ米大統領は10日(日本時間11日)の首脳会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、「普天間返還への唯一の解決策だ」との認識で一致し、日米両政府が協力して着実に推進していくことを確認した。
日本政府は6日に辺野古埋め立てに向けた海上工事に着手したばかり。県側は強く反発しているが、政府は米側と首脳レベルで移設推進を確認したことを踏まえ、作業を加速させる考えだ。
両首脳は、北朝鮮に核・弾道ミサイル開発の放棄を求めることや、日本人拉致問題の解決を目指すことでも一致。大統領は「ミサイルと核の脅威からの防衛が日米共通の国益だ」と指摘し、首相は「北朝鮮がさらなる挑発を行わないよう強く求める」と述べた。
また、日本防衛で核戦力を含む米国の抑止力提供を再確認。首相は「日本も積極的平和主義の旗の下、より大きな役割を果たしていく」と述べた。自衛隊の役割拡大など具体策は、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で検討することとした。
(時事通信 2017/02/11-14:37)
【ワシントン時事】
安倍晋三首相とトランプ米大統領は10日(日本時間11日)の首脳会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設について、「普天間返還への唯一の解決策だ」との認識で一致し、日米両政府が協力して着実に推進していくことを確認した。
日本政府は6日に辺野古埋め立てに向けた海上工事に着手したばかり。県側は強く反発しているが、政府は米側と首脳レベルで移設推進を確認したことを踏まえ、作業を加速させる考えだ。
両首脳は、北朝鮮に核・弾道ミサイル開発の放棄を求めることや、日本人拉致問題の解決を目指すことでも一致。大統領は「ミサイルと核の脅威からの防衛が日米共通の国益だ」と指摘し、首相は「北朝鮮がさらなる挑発を行わないよう強く求める」と述べた。
また、日本防衛で核戦力を含む米国の抑止力提供を再確認。首相は「日本も積極的平和主義の旗の下、より大きな役割を果たしていく」と述べた。自衛隊の役割拡大など具体策は、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で検討することとした。