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オバマ大統領「総理の所感は和解の力示す歴史的行為」 (NHK NEWSWEB)

2016年12月28日 | 日米同盟と日本の安全保障
オバマ大統領「総理の所感は和解の力示す歴史的行為」
12月28日 7時30分NHK NEWSWEB

 アメリカのオバマ大統領は、日本時間の28日朝、ハワイの真珠湾で安倍総理大臣とともに、旧日本軍による攻撃の犠牲者を慰霊したあと、所感を述べ、「安倍総理大臣の所感は和解の力を示す歴史的な行為だ」と述べて日米同盟がアジア太平洋と世界の発展を推進してきたと強調しました。


オバマ大統領は安倍総理大臣とともにハワイで真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊したあと、安倍総理大臣に続いて、およそ15分間にわたって、所感を表明しました。

 この中でオバマ大統領は、「安倍総理大臣の所感は和解の力を示す歴史的な行為だ」と述べて安倍総理大臣の発言に感謝するとともに、日米両国が戦争による深い傷を乗りこえ、強固な同盟関係を築いたことを強調しました。

 そのうえで「最も厳しい敵対関係にあったものでも、最も強い同盟関係を結ぶことができる。平和の果実は、戦争による略奪をはるかに上回る。これが真珠湾の揺るぎない事実だ」と述べました。

 そして、「同盟は、新たな世界大戦を防ぎ、国際秩序の強化に貢献している」と述べ、日米両国が戦後、利益と価値を共有することで、アジア太平洋と世界の発展に貢献してきたと強調しました。

 そのうえで、オバマ大統領は「国家や国民はみずから引き継ぐ歴史を選ぶことはできない。しかし私たちは歴史から教訓を学んで将来を描くことは可能だ。報復よりも和解がより多くの果実をもたらすというメッセージを世界に送りたい」と述べて、所感を締めくくりました。

 任期終了まで、残り1か月足らずとなったオバマ大統領は、安倍総理大臣の今回のホノルル訪問を通して、みずからの8年間の任期中、強化に努めてきた日米同盟の価値について、世界に発信したいとしていました。

 アメリカでは、来月20日に就任するトランプ氏次期大統領が、TPP=環太平洋パートナーシップ協定からの離脱を就任初日に表明すると明言したり、選挙期間中には、在日アメリカ軍の駐留経費の負担増額を訴えたりしていて、新政権のもとでの日米関係の行方が今後の焦点となっています。
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