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中国空母、初の西太平洋進出 沖縄本島と宮古間通過 米けん制か、自衛隊機緊急発進 (時事通信)

2017年01月04日 | 安全保障と東シナ海紛争
中国空母、初の西太平洋進出 沖縄本島と宮古間通過 米けん制か、自衛隊機緊急発進 
時事通信 2016/12/25-22:31)

【北京時事】

 中国海軍の空母「遼寧」を含む艦隊が25日午前10時ごろ、沖縄本島と宮古島の間を通過し、西太平洋へ出た。日本の防衛省が確認した。空母と共に航行したフリゲート艦搭載の哨戒ヘリコプター1機が発艦し、宮古島領空まで約10キロの空域まで接近。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)した。領海・領空侵犯はなかった。中国はこれまでもこの海域などを経由し、海軍艦艇や空軍機の演習をしているが、空母の西太平洋進出が明らかになるのは初めて。

 日米などに対し遠洋での空母部隊の運用能力など海軍力の増強を中国が誇示した形だ。台湾問題などで中国に強硬姿勢を見せるトランプ次期米大統領をけん制する狙いもあるとみられる。

 日本の防衛省によると、沖縄本島・宮古島間を通過したのは遼寧に加え、ミサイル駆逐艦3隻とフリゲート艦2隻の計6隻。海上自衛隊の護衛艦とP3C哨戒機が、宮古島の北東約110キロの海域を、東シナ海から太平洋に向け南東に進む艦隊を確認した。24日に東シナ海を東進していた際に伴っていたフリゲート艦1隻と補給艦1隻は艦隊を離れたとみられる。
 中国のフリゲート艦から発進した哨戒ヘリが25日午後、宮古島の領空から南東10~30キロの海上を飛行しているのも、緊急発進した空自の戦闘機が確認した。ヘリが宮古島に近づいた目的は不明。宮古島は尖閣諸島に近く、南西諸島の防衛強化のため日本政府がミサイル部隊などを置く計画を進めている。
 海自は24日、中国空母を目視で初めて確認した。艦隊がどこに向かうかは明らかになっておらず、防衛省は「引き続き警戒監視に万全を期していく」と強調した。
 中国国防省は24日、遼寧などの艦隊が西太平洋で遠洋訓練を行うと発表していた。

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