パン屋ペロリ

高知県南国のパン屋『ペロリ』で売っているパンを紹介します。

南国市大乙1323-5
088-863-6760

よさこい原曲 NO3

2016-11-03 09:03:59 | 俳句コーナー

さんざ節の第3弾です、気候風土の厳しい土佐の地にあって政治やスキャンダルなど揶揄したり面白く歌ったりするのは、所謂ストレスのはけ口だったのかもしれません。

  恋という字が 浮世になくば

    美男葛は みな焚き木

  たかでたまるか やちがない

美男葛は実際の植物で赤い実がなるのですが、この樹液で髪を整えたことからこの名前となったようです。

  たとえ巣山の  カラスが啼こが

    はなしゃせぬぞえ  たもと石

  たかでたまるか  やちがない

袂(たもと)に石を入れられたらなかなか動けませんね、それほどに女性から思われたことがないので羨ましいかぎりですが…


よさこい原曲 NO2

2016-10-23 04:57:09 | 俳句コーナー

さて、NO1のさんざ節が後によさこい節となりまして (たかでたまるか やちがない)が (よさこい よさこい)となったのです。因みに たかでたまるか=まるで、まったく の意味で次の節に否定語を伴います やちがない=馬鹿馬鹿しい、くだらない という意味であります。(よさこい よさこい)よりいいかもしれません。

 花のうずめが  ほとしきたてりゃぁ

  天の岩戸の  戸が開いた

 たかでたまるか やちがない

ちょっとHな唄なのですが、まぁまぁいいではありませんか!

 夜さこい  晩にこいと

    言わんす けぇれど

 来てみりゃぁ 真実こいじゃない

まだまだ続きます、やちがない節復活を目指す PERORIでした。


よさこい原曲

2016-10-22 16:22:45 | 俳句コーナー

今回は俳句を少々外れまして、土佐の地に残る(さんざ節)についての考察であります!さんざ節とは労働歌のことでありまして、土佐弁でいうところの(やちがない節)のことなのです。年号でいうと慶長(1596~1615)のころ流行した歌謡で祝いの宴で歌われていたようです。説明がてら一節のせてみます

  おらが お釈迦と 替わったときにゃ

    甘茶いやいや  般若湯

  たかでたまるか  やちがない

とこんな調子なのですが、節は(よさこい節)で歌うのです…私が若いころ飲み屋で見知らぬおんちゃんが歌うのを聞いてはニヤニヤして聞いておりました、しかし近年このての歌が消滅したのではないかと危惧しております

  春は嬉しや  お寺の屋根で

    ミケとタマとが 恋をする

  たかでたまるか  やちがない         このつづきはまた…


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2016-09-01 16:23:24 | 俳句コーナー

最近やっと、秋めいて参りました。しかし今年の猛暑は私の頭をおかしくしてしまったようで俳句

も、トンチンカンです、とんちんかん句を見てやって下さい。

    俳句                  添削/説明

オリオンが / 流星引き連れ / 獅子退治    オリオンは獅子退治のこん棒を振り回すのです

饒舌な / 星の輝き / 秋の夜         夜の★たちは何を語るのでしょう

主なく / 花瓶に一つ / 石榴の美       義父が入院した際の句です

キャンパスに / 一色となる / 葉鶏頭     キャンパスに葉鶏頭を描いたら真っ赤

空気冴え / 背中まるまる / 冬隣り      中年の親父の哀愁が漂います

群青の / 星空見つめる / 案山子かな     いい句かも

むら雲も / 後ずさるや / 栗名月       後ずさる→後ずさりする

冬立ちて / どこまで伸ばす / 影法師     冬立ちて→冬立つや

今回はここまで、また次回お会いしましょう。

 


俳句コーナー(2016.08.29)

2016-08-29 08:49:44 | 俳句コーナー

拙い俳句の第4弾です。

 

  拙句                     添削

稲すずめ / 群れ飛び / 枯木の果実なる        稲すずめ(秋) 枯木(冬)

「コスモス」が / 揺れて心の晴ればれと / 気分晴れ

秋の暮れ尉に洩れる / 夕飯の支度 / 母の声

暮れなずむ / 釣瓶落しは / カラス染め        暮れ違い(春) 釣瓶落し(秋)

穂の先に / 止まり の / 無重力

蟋蟀の / 鳴く声さえて / オーランタン        オーランタンはジャックオーランタン

                            ハロウィンのお化けかぼちゃ

野の花が / 水もはじく / 寒露かな

虫の音が / 夜の帳を / 降しくる

 

 


パン屋ペロリのブログ俳句コーナー(2016.8.22)

2016-08-22 09:15:47 | 俳句コーナー

拙い俳句の第3弾です。

毎日HOTな日が続いています、この句をみて寒くなりますように…

  拙句                     添削

放棄地に / 彼岸花の / 列乱れ      捨てられし / 地に咲き乱れ / 彼岸花

野に雀 / 田に共生し / 稗実る      季語は秋、ヒエってわかります?

仲秋に / 団子が一つ / 闇の空      仲秋や / 団子のような / 太き月

木洩れ日が / 大地に写す / ぶどう柿   ぶどう柿はミニサイズの柿のことです

秋空に / 大書を描く / 風の筆      秋の大空なんとなく創造出来るでしょうか

天に向く / 蝶のダンスや / 青レモン   青檸檬が季語です

モズの声 / 葉っぱの一部で / やり過ごす モズの声/葉裏に虫の/やり過ごす 


俳句コーナー(2016.08.13)

2016-08-13 16:05:51 | 俳句コーナー

幾年よりか前、パンを買ってくださるグループでパンサミットと呼ばれる買い物難民風の方々がいました。

その中に俳句の先生がおいでになり、その方の勧めで日本人の知的集約的文化である俳句に接することとなったのです。

徐々にその拙い句を載せていきます、笑って読んでやって下さい。

      拙      句                 添削または作句のヒント

   残暑かぜ / 葉裏に零れて / 涼し風         季語重複です、さて?

        海原の / 波間に光る / 月の道            扨てこの句は?

   雲張れて / 海原沈む / 星月夜           壮大な自然の…

   白露の / 地球を写し / 葉に止まる         天地を/宿してゆるる/露の玉

   光る稲 / 煌めく蜻蛉 / 金の風           情景の重複、季語重複

   値踏みして / 思ひ届かず / 松茸めし        松茸めし/思ひ届かず/値踏みして