日々の心の記録

私の日々の心のつぶやきを気の向くままに綴っていきます。

早いなあ

2017年07月08日 19時55分10秒 | Weblog
 今年の桜も母と見るつもりで去年一緒に見ようねと話していた。
わたしのマンションから花火が見えるから、今年もおかあさんと見られたらいいなと去年思っていた。去年ひとりで見たけど、数年後とかこれからまたお母さんと見られる機会もあるだろうなと思い込んでいた。
 いつも、いつまでもお母さんと一緒なら何も怖くない、何があっても大丈夫と思っていた。ひとりになった今、毎日がストレスで仕方がない。母がどれだけの安心感をくれていたかを感じて、母の存在の大きさをただただ振り返るばかりだ。

 仕事で人の悪意に接することが多く、嫌な思いをする。それをリセットしてくれるのが母だった。どんなに嫌なやつがいても、母がわたしを好きでいてくれたから、愛してくれていたから、他人から嫌われることがストレスじゃなかった。

 母が生きているときは、そういうことがわからなかった。母が亡くなる半年ぐらい前から、なぜかいつも家を出るとき、きょうも無事お母さんのもとに帰ってこられるかなと不安になることがあって、わたしは自分が死ぬのかと思っていたけど、母が大変なことになっていたのだった。祖母が亡くなるときもわたしは祖母が亡くなることがわかっていた。本能としか言いようがない。お母さんのことはお母さんが大事すぎて現実を見ることができなかったのだろうと思う。祖母も大事だったが、お母さんほどには大きな存在ではなかった。祖母も好きだったが、母が晩年、祖母のことを話してくれて、お母さんをあまり大事にしてくれてなかったと知って、残念な思いがしたものだ。

いつか、お母さんや祖母と会ったとき、いろいろつもる話がある。
それがいつになるかわからないのもつらいけど、わかっていても怖い。

今はただただストレスな毎日を乗り越えるので、精いっぱいだ。

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