ぺぺろんブログ

日々の脳内の記録。

パラドックス

2017-09-19 20:52:28 | 日常
この3連休、私はこの上なくダラダラな日々を過ごした。
もともとの予定が台風到来で流れてしまったので、土曜日の午前中に近所のスーパーで買い出しを済ませ、以降家にこもっていた。結局、3連休の最終日に近所の公園をウォーキングした以外家を出なかった。

部屋で有意義に読書や勉強をしていたわけでもなく、ただただゲームをしていた。
こんなにゲームをしたのは久しぶりだったが、私のiPadに以前購入した、
ファイナルファンタジーVというゲームがあったことに気づき、土曜日に初めて、
月曜日の夜にはラストダンジョンの手前まで来ていた。

そんな3連休の最終日、自分のあまりの非生産的な時間の使い方に罪悪感をおぼえかけた私は、
このブログで「私の生きる理由」「社会における私の存在意義」といったような記事を書きかけて、
その大半を書き終えたのだが、何となく書いていたら満足してしまって、結局ブログには公開していない。
書いている途中から、そんな事を考えるよりも、そんな時間があるなら、
ゲーム内で私の育てているキャラクターにアビリティ「連続魔」※を覚えさせたいと思ったのだ。
そしてついに昨日実現させることができた。

※このゲームの中で最も取得に手間のかかる能力。

そのあとに私が近所の公園をウォーキングしたのは、連休中に引篭ったことによる、
健康に対する罪悪感からきたものだったと思う。


本日も会社に出社して仕事をしてきたわけだが、
PM3時位になると、とっとと仕事を終わらせて帰宅し、
ラストダンジョンに向かう身支度を整えたいと思い始めたのだ。

そんな日に限って残業が発生した。
残業を終えて会社を出ると、さっさと帰宅しようという気が湧いてきたのだが、
家に帰ったら今日はたぶんiPadを見て一日を終えるのだと思うと、その前に少しは良い事でもしようという気になり、近くのドトールによって小一時間程、読みかけの行動心理学の新書を読んだのだった。

そしていざ帰宅した私は、すぐにゲームを始めるのかと思いきや、この調子でブログを書いているわけである。もちろんこれを書き終えたら、いよいよ本題に向かうわけだが、回している洗濯機の脱水がそろそろ終わりそうなので、それを干してからにしようと思う。


さて、なぜこんな文章を書いたのかと言えば、お察しの通り、
無意義に没頭すると有意義もしたくなるという事に気づき始めたからだ。

以前TV番組で、普段健康に気を使いすぎた食事をしていると、
その反動でジャンクフードなどを食べたい衝動に駆られるという話があった。
脳の働きでこういうものはあるらしい。

だから罪悪感をおぼえる事をすれば、良い事をしたくなる。
体に悪い事をすれば、良い事をしてあげたくなる。
何の意味のない時間を過ごすと、その反動で、意義のある時間を過ごしたくなる

ということなのだと思う。


私の書きかけて公開していないその記事では、
ゲームをしている時間など何も生み出さない時間であるという事を書いた。

小学生の頃はそんなことも考えずゲームを心から楽しめていたのに、
いつからか客観視してそんなことを考えるようになってしまい、
それは必ずしも良い事ではないのかもしれないと。

だけどどうだろう、私の時間の使い方は、
何となく過ごす時間よりも、無意義と思える時間を主体的に過ごしていた方が、
その反動で有意義な時間も過ごすようになり結果として、
何となくダラダラよりも、遥かに生産的な時間を過ごせているではないか。


以前の私の上司は私にこんなことを言った。

「休みの日は休まない」

私がセールスをしているときに、周りのトップセールスたちは、
平日の多忙からは想像もできないほどに、休日を全力で遊んでいた。
むしろ休日は釣りなどに出かけるため、平日よりも早起きの人たちばかりだった。

そういった習慣がトップセールス達の共通点だと気づいた私がある日、私の上司にそのことを話してみた。すると上司は、休日の過ごし方を「飛行機」に例えてこう話した。

「せっかく平日に仕事をして飛行する高度が上がってきているのに、休日にダラダラしてその高度を落としてしまうと、休み明けは高度の低い所からまたスタートしなければいけない。休日を遊びまくってテンションを保っていれば、連休明けはその高度から再スタートができ、もっと高い所に上がることができる」

セールスは心の状態が数字に如実に結びつく仕事だと感じる。
ノッテいるセールスが更にノルのは自然のやりゆきだ。


今回の私の3連休の過ごし方は必ずしも上の話には紐づかないと思っている。
私は食事を忘れてまでゲームにのめりこんでいたわけではない。
だけどゲーム内で「連続魔」という一番手間のかかるスキルをキャラクターに覚えさせることに躍起になっていた。
そのスキルがなくともクリアできるにも関わらず。

ここ最近の私は、有意義な時間の過ごし方を考えるのに躍起になった結果それが脳内で回ってしまい、結果なにも行動せず何も得ないという悪循環に陥っていた。

連休中ゲームに没頭するなんて、もっとも無意義で非生産的な時間の使い方であり、恥ずべきものであると思っていた。
だけど振り返ると皮肉にもその無意義の中にこそ有意義があるのかもしれない

とにかくどんな事でもいいので、そのことの意義など一回忘れて、ただ没頭することが結果として良い物を生み出すのかもしれない。

この学びを得られた事を考えると案外ゲームに明け暮れた連休は有意義だったのかもしれない。

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