上海波斯猫飯店

belindaと申します。8年暮らした台北から、上海に引っ越してきて早3年。

凱司令とボルシチに老上海を思う

2017-03-22 00:00:05 | 吃喝
黄金城道を歩いていて見かけた看板。



通り過ぎようとしたけど、なにか引っかかって二度見。


聞いたことある名前だな…。


凱司令


もしやあれは…


アイリーン・チャン(張愛玲)☆の小説に出てくる



あの老舗洋菓子店だろうか?!


と、勇んで入ったものの、


私は軽く食事をしたかったため、


ケーキではなく



ボルシチを頼む。



上海人の方から、


「羅宋湯(ボルシチ)は懐かしの母の味なのよ!」


と聞いたことがあります。


上海租界時代、


自国の社会主義化を嫌った多くの白系ロシア人達が


上海に渡ってきたそうです。


その時に上海にもたらされたボルシチ。


革命から、命からがら着の身着のまま上海に逃げてきた


ロシア難民達の、涙無くしては語れない壮絶な話は


上海 榎本泰子著 中公新書☆


に譲ることにしまして。


そのロシア人が伝えたボルシチを、


中国人好みの味にアレンジしたのが、


現在上海で食べられているボルシチ、羅宋湯なのだそう。


当時、お洒落な洋食から、後に上海の家庭料理となった羅宋湯。


(羅宋はロシアンの当て字だそうです。)


老上海のノスタルジーと悲哀に想いを馳せながら


アツアツを頂きました。




一時期、立て続けに上海租界時代に関わる本を読み、


果てには、本に出てきた場所に


上海歴史ガイドブック 木之内誠著 大修館書店☆


という租界時代の古地図を持って出かけて行くのが


趣味になった時期がありました。


最近ご無沙汰でしたが、


そろそろ暖かくなってきたし、


71路線も開通したし、


また再開してみようかしら。




ちなみに肝心のケーキですが、


「この凱司令って、あの張愛玲の小説に出て来る


老舗洋菓子店の支店?ホント?!キャー!」


と店員さんとはしゃいでいて、


写真撮るのを忘れました…。


でもちょっと見、バタークリームっぽい


もさっとした、垢抜けない外観のケーキだった…。


以下、タオバオよりお借りしました。







うーーーん…。




憧れのお店のケーキを味わってみるか、


それとも夢は夢のままで終わらせた方がいいのか…。


次またボルシチ食べたくなったら考えよう。




そしてその凱司令、支店がありすぎて、


どこが本店なのか全くの謎です…


↑あくまでも検索結果のごく一部です。
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