夢ー鈴の音余韻ー

　私の夢を見ているはずです　あなたは
　この想いが強くあなたに届いているのなら
　一夕 あなたを恋し　想い浮かべるのです

　千年の詩人達の恋のしるしあるにけり
　微笑みたるあなたのうちに
　我申せば　確かぞと思え　　

　今宵 私がしるしている　恋歌は
　枕に あなたへの窓を感じ
　しるしている　恋歌は　愚かでしょう
　それでもいいのです

　あなたに会えるのなら
　今宵 感じえた窓に　喜んで身を投じることでしょう　

　さきに歩きし君へー