日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

晩秋の北海道で(4)大仏殿:水庭

2017-12-03 16:22:11 | 自然

この水庭を囲い込む塀に沿って迂回し、トンネルを通り抜けて大仏を仰ぎ見ることになる。水底には天空の様が映し出され、言わば鏡のようだ。此の水庭、結界の意味が込められており、参道をまっすぐ進まずに、この水庭を迂回することで、水で心を清め、日常から非日常へと心を切り替えるとの一文がパンフレットに記されているが、その想いに得心する。

 処が僕達の前を歩いていた中年の男性がふと立ち止まったものの、意を決したようで、此の水庭を正面のトンネルに向かってゆっくりと歩き始めた。水が浅くて靴が水没せず、此処を歩くのもそれなりに趣がある。でも僕達は、水底の周りの狭い通路を歩く。そしてトンネルへ・・・「結界」。安藤の意を汲むのだ。

 <明日から奈良に行く。何年ぶり(あるいは何十年ぶり)のことかと思い起こそうとするが、その年月か浮んでこない。社寺とともに、歩き巡った田畑や山林の様が微かに浮かんで来るのだが!時の経る事に想いを馳せる>

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