ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

痴人の愛/谷崎潤一郎

2016-10-14 | 読書
生真面目なサラリーマンの河合譲治は、カフェで見初めた美少女ナオミを
自分好みの女性に育て上げ妻にする。
成熟するにつれて妖艶さを増すナオミの回りにはいつしか男友達が群がり、
やがて譲治も魅惑的なナオミの肉体に翻弄され、身を滅ぼしていく。
大正末期の性的に解放された風潮を背景に描く傑作。
(「BOOK」データベースより)

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読書の秋ですからね。
たまには日本文学を再読してみるのも、これまた一興かと思いきや
谷崎って殆ど読んだことないじゃん!

夏目漱石、芥川龍之介、太宰治…あたりが好きでたくさん読んだけど
意外や谷崎さん未読でした。

それにしてもやっぱり近現代文学は、肌に合います。好きです。
何とも言えないあの独特の語り口調と雰囲気が。
旧字体だから時々読めないのに入り込めるあの世界観が(おい!

主人公が「ナオミ」ってことだけは知ってたんだけどね(有名か。
噂に違わず悪い女でしたよ〜。
でも、あらすじにあるような、どぎつい感じではないよ。
きっと当時はショッキングな内容だったのかもしれないけど、
今読むと、まったく。むしろ健全ですね!
表現は品行方正、全然エロくないのに、妖艶な感じが出せるってとこが
日本文学の素晴らしさかな!

今の小説家たちは、表現が露骨すぎるんだよね。
グロかったりエロかったり仔細に説明しすぎるときあるよね。
そこまで書かなくても、読み手の力を信じて欲しいわ…
なーんてね。何で上から?笑(まだボブ・ディランの余波が…

とにかくしっかりしろ、譲治!
いつの時代もお前のような男がいるからダメなんだ

⭐︎
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