なぽりたん日記

2006:モロッコ
2007:日本
2008:2度目のセネガル
2010:モーリタニア
2013:陸前高田

モロッコへ⑫

2008-11-30 22:48:18 | 旅行
ハッサン二世モスクの内部がどうしても気になったので、10時からの見学ツアーに合わせてモスケへ。すでに団体で大勢の人が押し寄せていて、しかも見学のグループ分けもされてるようで、グループ番号を持ったガイドさんの周りにそれぞれ集まっている…どうしよう誰にどういえば入れるんだろう??

近くにいた守衛さんらしき人に「私も個人だけど見学したい」って伝えると「お金はもう払ったのか?」と聞かれ、ふと、来るまでのタクシーの運転手に「あなたアラビア語話せるなら現地人の値段で入れるんじゃない?」と言われたのを思い出し、交渉してみるとOK出ました。

でも、支払いはその守衛さんに!!
結局、彼が人波をかき分けて入り口からポロっと押し込まれただけだった。あらら??多分、お金は彼のポケットマネーになったのかな?というわけで、どうやら変な入場をしてしまったようなので、入った時に目の前に「15番グループ集まって下さい」と言っているガイドさんを見つけたので、15番グループにこっそり入って見学しちゃった。

なかなか荘厳でした。なんせ広い!!

一度見てみたかったので満足です。

村の家族の次男がカサブランカに出稼ぎに来ていて、セネガルに帰るまでに会おうと電話してあったので、連絡してみると…つながらない。
今日しかもう会えないのにどうしましょ。

仕方がないからセネガルの知り合いが教えてくれた美味しいワインを求めてスーパー巡り。どこのスーパーにもあるって聞いたのに3件まわっても売り切れだった。あきらめて別の銘柄を購入。

再度電話すると、やっと通じて待ち合わせ。
一緒に住んでいるという同じ村から来た、2人の友人も一緒。
短時間だったけれど、次男(弟と呼んでいる)とも2年ぶりなので会えてよかった。私の勝手な意見としては村に居て欲しいけれど、街へのあこがれもあるし、給料のいい仕事に就きたいらしい。とはいえ、カサブランカにいても日給の日雇い仕事で、いろんな街を転々としていると言っていた。別れるときはちょっとウルウル。


最終日もあわただしく過ぎてしまってあとは帰るのみ。
電車へ空港へ行ったまではよかったのに、乗るはずの便がキャンセルになっていて次の便に乗れるのかどうかの確認にやたらと時間がかかり、アタフタさせられました。

モロッコに慣れているとはいえ、今回は思った以上にちゃんと二人を案内できたかを疑問に思ってしまう。効率よく観光するって難しいね。でも、そればっかりを求めないからフリー旅行なんだけど、後からもっと見せたいところがあったなぁと。

今度は村にも連れて行って家族に会わせたい。
きっと私はまだまだ何度もモロッコへ来る気がします。


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モロッコへ⑪

2008-11-29 22:37:42 | 旅行
二人は今日出発。
でもフライトは午後なので少し時間がある。
まずは朝食をゆっくり食べてからハッサン2世モスクへ。

モロッコ最大のモスク!なんと9ヘクタールもあるらしい。中を見るツアーがあるのだけれど、時間が決まっていて、いい時間がなかったので断念。でも朝から台風かと思うほどの雨と風だったのにモスケを眺めていたらちょっと青空が見えてきた。


でもホテルへ戻って最後の準備したら時間はあっという間。
お迎えの車で空港へ。私もお見送りしたいので運転手と交渉。あっさりOKで便乗。外はまた大雨。

久々に会えたのにまた遠くなっちゃうのは寂しい。しかもお見送りって寂しい。
二人が出国手続きしているところが見えたので、それを終えて見えなくなるまでこっそり眺めてました。

カサブランカ市街に戻って、駅からホテルまで気の向くままに歩いてみた。地理には強いはずなのにちょっと迷って、1時間の散歩になっちゃった。
そして忘れてはいけないお買い物…『ZARA』へ。
仕事用の服を探しに来たのだけれど、やっぱり冬物しかない&土曜日なのでかなり混んでいて、買う気が失せてしまったよ。子供服の中に大きめで気に入ったものがあったのでそれ1着だけ購入。





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モロッコへ⑩

2008-11-28 20:36:14 | 旅行
列車でカサブランカへ向かいます。


なんだか着々と旅も終わりに近づいていて寂しさも感じます。
今日のコンパートメントも全員女性でした。
私たち3人に加えて、モロッコ人2名、ギリシャ人。

モロッコ女性の一人が日本に行ったことがあって浅草寺のストラップを付けていました。銀座も興味深かったとか。
そして、モロッコで仕事を見つけるにはコネが必要だという話まで聞けちゃいました。

そして…カサブランカも雨。
最後のホテルはなかなか素敵。
チェックインのあとはまたまたメディナを散策。

この度はなんだかメディナ散策(買い物)ばっかりしてるかな?
でもカサブランカはそんなに見所ないので。

夕飯はホテルの中で!
アラブ音楽が聴きたくて、「生演奏あり」ってことで選んだのだけれどレバノン料理だった!味はまぁまぁでも演奏(歌)はイマイチ。


でもって最後の夜はやはりガールズトクだね。
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モロッコへ⑨

2008-11-27 02:47:20 | 旅行
今日はフェズフリーの一日!!
なのにカーテン開けたら雨だった

でも『雨おんな』C曰く「私が居れば晴れなくても雨も降らない」ってことなのでまずは朝ご飯。ホテルなのでもちろんビュッフェですが、種類も豊富でなんとバグリール(薄いホットケーキみたいなモノ)まであったのテンション↑。

外はまだ雨だけどタクシーにのってメディナへ。今日はメディナをとことん迷って歩くのだ。


歩き初めてすぐに食器の絵付けを見られる工房の看板を発見!フェズは白地に青い模様の陶器が有名で私もその色あわせは大好きなのでちょっと路地に入ってみることに。入ってみるとただのお店…陶器だけじゃなくてなぜか楽器まで置いてある。で、奥に…と案内されるとなんだかちょっと不安になったけどきってみると突然2階まで吹き抜けた部屋になり、陶器がズラーっと並んでました。ここから本気モードでそれぞれ食器を選びお買いあげ。まとめて買うと安くなるし、工房なので安く買えたと…思っています。自分たちが満足だからいいのだ!!


で、外に出てみるとなんと雨が上がって青空が見えてる!!嬉しい。
さらにお店を見ながら歩き続けたらあっという間にお昼。
晴れている内に丘にのぼってメディナを眺めたかったけれど、お昼を予約してあったのでお店へ向かうことに。

『Riyad Mira:リヤド・ミラ』というお店。昨夜着たときは、まだ19時でも店内が暗い印象をうけたので、明るい時間がいいということでお昼の予約したの。タクシーに乗ったけど実はメディナから近くて、さっきもお店の近くを歩いていたみたい。


店内は昔の裕福な家をそのまま使用して、ホテルにもなっていて、タイル・色合いすべて素敵でした。この空間が貸し切り状態。晴れていたので天窓からのぞく空とのコントラストもいい感じ。


お料理はハリラとクスクス。ハリラはテーブルの横でサーブしてくれるし、すべてが品があってゆったりできます。昼からワインを飲んだのは今日が初。二人も喜んでくれたのでよかった。このお店はいつか宿泊したいな。

午後になると空模様が怪しくなってきた。でもどうしても丘からの景色を見せたかったので、ひたすら歩いて丘に登る。ちょうど着いたところで雨が降ってきてしまたけれど、太陽もそのまま照っていて、お天気雨状態。思いがけずメディナにかかる虹まで見れた。


気付けば歩いて買い物しかしていなかったので、カラウィンモスクへ向かったがイスラム教徒でないと中には入れず…そこで、タンネリ(なめし革職人街)へ、土産物屋の屋上からみる景色はにおいが強烈だけど見応えあった。



ここに着く途中で道にたむろしている若者から「モロッコ人旦那いらない?」と何度かしつこく声をかけられたので、この国でいろんなヤジや変な日本語で声かけられることはあっても、その言い方があまりにも人を馬鹿にしていたので思わず「恥を知れ!」と現地語でののしってしまい、二人にビックリされっちゃった。

1日中通して晴れない&寒さに耐えなきゃいけないのが残念だけど、沢山あるいたので帰りにスーパーによって、夕飯はホテルのレストランへ。
ハリラとスパゲティボロネーズ。ずっとモロッコ料理だったから、パスタもありでした。
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モロッコへ⑧

2008-11-26 22:35:14 | 旅行
マラケシュ~フェズへ列車移動!
C&Eは今回航空券、ホテルと移動がついたフリーツアーで来ているので、彼女たちに合わせて同じホテルに泊まって同じ列車で移動します(ホテル~駅などの移動は迎えに来る運転手さんに交渉して便乗!!)

昨日マラケシュ駅内に『マクドナルド』があるのをチェックしたので、買って車内で食べようって話していたのに、なんと開店は9時。列車の発車も9時なので扉叩いてお願いしてモロッコマックゲット!

1等車なコンパートメント式になっていて、1部屋6人。時間ぎりぎりで乗り込むとカナダ人の女性3人がすでに座っていた。荷物を載せるのを手伝ってくれるまでは笑顔だっけれど、私たちがハンバーガーを食べ出した瞬間、その内の一人がどうみても嫌な顔をしたので、「におい大丈夫ですか?」って聞いたら、「駄目よ!そのドア開けて!」すごい形相で言われてしまいました。

どうやら彼女はジャンクフードが大嫌いらしい。他の二人の了承は得たのだけれど、なんせ日本のハンバーガーより一回りくらい大きいので、なかなか食べ終わらず「この達食べるの遅いね~」と言われているのが聞こえてきてしまいました。でも美味しかった。

ここからは景色みたがら、お喋りしながら、ちょっっと眠りながら7時間の列車の旅。フェズに付いたらなんと今日も雨…残念。

ホテルにチェックインして夕飯のため外出。もう日が暮れてる。
モロッコの知り合い聞いていたオススメのレストランは、予約必須と聞いていたとおり突然では駄目だったので、明日のランチの予約をしてガイドブックからお店を選ぶ。

モロッコは室内も暖房器具が少ないので、ちょっと寒かったけど、
・バスティラ
・ハリラ
・クスクス
・羊肉のタジン
を美味しく頂きました。


ホテルは改装したばかりのようで、部屋もかわいいんだけどなんと!!!!お湯がぬるくて寒さを我慢しないと入れなかった。

明日は晴れますように!

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モロッコへ⑦

2008-11-25 22:51:05 | 旅行
早朝4時にマラケシュ到着。
友達C&Eの泊まっているホテルへ直行&チェックイン。
二人の部屋に手紙を滑り込ませてから私もちょっと睡眠して朝ご飯で合流。
わーい!!4ヶ月振りの再会!!!

以外とオススメだと知人から聞いた観光用の赤バスチケットを買ってマラケシュ観光へ出発。赤バスは2階建てバスが一定のルートを30分置きに走っていて1日乗り降り自由。まずはEちゃんの見たいといっていた『メラナ庭園』へ。


中央に貯水池があってオリーブの林が囲んでいる庭園なんだけど、あれれ、貯水池の水がガイドの写真を違ってかなり濁ってる…でも晴れて気持ちいい。ちょうどオリーブの収穫もやっていた。

再びバスを待ってジャマル・エル・フナ広場へ。クトゥビア(マラケシュのシンボルと言われる塔)を眺めてからHと合流してみんなで昼ご飯。二人にとってはモロッコ初レストラン。
・鶏肉のレモンタジン
・ブロシェット
・挽肉のタジン
をのんびり食べてお喋りしたら、次はスークへ。

オフシーズンだけあって、なんとあまりごちゃごちゃしてないことに驚き!空いていると買い物しやすいけれど、それはそれでちょっと醍醐味が薄れるような気もしちゃった。

モロッコスリッパがかわいくて3人であれこれ見て着かれてきたら、なんと天気も崩れて雨が…雨季の終わりとはいえ村では快晴だったのに…雨女二人に曇り女一人ですからねぇ。

ということでちょっと休憩。偶然入ったお店だけどなかなか素敵だった→見てみる?

雨が小降りになったのでスーパーで買い物してホテルへ。スーパーに行くのにタクシー探すも1台目はメーターが付いていないので断ったら、その後なかなか空きがなくて、寒さに参ってる二人を歩かせる羽目になっちゃってわるかったなぁ。

そして再度広場へ!夜になると出てくる屋台で夕ご飯。ソーセージのとハリラのお店をハシゴして、お茶飲んでいたらまた雨が…。早めにホテルへ戻ってガールズトーク。

赤バスは2階からの景色はよかったけれど、バス待ちに時間が取られてあまり観光できなかったかな。マラケシュ1日しかないので、もっと効率よく回れればよかったかも。
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モロッコへ⑥

2008-11-24 22:59:00 | 旅行
昨夜22時半エルフード発のバスに乗り、早朝6時にメクネスへ到着です。まだ日が昇っていません。お父さんの隣で爆睡していた私…途中の休憩でも一度もバスを降りなかった(笑)

さすがにまだ時間が早いのでお父さんの甥っ子の部屋へ行き、アチャイを飲んで休んでから妹の家へ!
昨日聞いたら、彼女の結婚話はかなり急に話が来て、すんなりまとまり、村の式の後嫁いだ時にはお母さんと長男が付き添っただけなので、お父さんもその家に行くのは初めてなんだって!

家に着いて呼び鈴を鳴らすも誰も出てこない…みんなまだ寝ていたみたい。
まさに寝起きの妹が出てきた~わぁい会いたかったよう!!
彼女の結婚式を見られなかったことがすごく残念だったんだけど、なにより20歳になるまでは結婚はしたくないと断言していた彼女もちょうど20歳になって、とにかく顔見て話ししたかったの。

旦那さんは小さな商店を持っていて、すでに仕事に行った後だった。
朝ご飯に始まり、久しぶりすぎて会話がなかなかかみ合わなかったけど、旦那さんの家族は皆いい人たちで良くしてもらっているようでとても安心しました。


夕方散歩がてら旦那さんのお店に遊びに。優しさと人の良さが一目でわかるような人だった。そして市場の脇にあるお店はひっきりなしにお客が来て忙しそうに働いてました。


そして友人からモロッコに着いたと電話が!!
マラケシュで今夜合流の予定だったんだけど、明日の朝になっちゃうことを説明したら、あまりの移動の長さと寒さに彼女たちも着かれていたので今日はゆっくり休むって。

「1日だけなんだから泊まっていって」という言葉を泣く泣く断り、メクネス滞在1日でまたバスに乗りマラケシュへ向かいます。
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モロッコへ⑤

2008-11-23 18:26:40 | 旅行
村は本日も快晴。
今日はお父さんと一緒に村を離れ、2週間前に嫁に行ってしまった妹のいるメクネスへ行きます。

本当は午前中のバスにのる予定だったのだけど、村からエルフードまで出る時間とかメクネスの家の都合とかもろもろで、明日の友人との合流が遅れてしまうかもだけれど夜のバスに乗ることにしました。

というわけで本日もツマル収穫を軽く手伝い、

↑これは収穫したやつを日に当てているところ。

お母さんとパンを焼きながらおしゃべりし、


お昼は隣の家(とはいえ親戚)でみんなで食べ、


お父さんがお土産のツマルを箱いっぱいに詰めてくれ、3日ぶりに水浴びをして(寒くて乾燥しているからしなくても大丈夫なの)…とのんびり過ごしました。

住んでいた時は、この村に流れるゆったりした時間に活動が流されないようにと必死に抵抗していたような・・。
9ヶ月しかいなかったのに、本当に家族と呼べる人たちと出会えて(もちろん家族以外の村の人も大好き)幸せ者です。

次に会えるのはきっと1年以上先にあるけれど、次の犠牲際には来られるといいな。
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モロッコへ④

2008-11-22 19:14:52 | 旅行
今日も快晴。村でのんびり。
2年前もこの時期に村を後にしたんだけど、ちょうどツマル(なつめやしのみ)の収穫時期。村の家族の長男が収穫に行くというのでちょっとお手伝いに。


上になっている実を切って落として拾って集めてきます。単純だけどすべの実が奇麗にシートのところに落ちるわけでもないし、木は何十本とあるし村中を転々としているので、結構ハードな仕事。長男も村の人に手伝ってもらっいながらの仕事。


実がかごいっぱいになるとその都度ロバで家まで運びます。そのかごは毎回かなりの重さで、それを軽々(でもないか?!)担ぐのはかなりの重労働。すごいです男性陣。


お昼に他の家にお呼ばれしていたので私は一足先に終了。
帰りに家畜用の草を刈りにいっていた女性たちと遭遇。軽々と抱えているようにみえるけど、これも結構重たいんだよね。みんな働き者。
モロッコでも村の女性は嫁として街の男性からほしがられる事が多いんだって!村は仕事が多い・つまり女性は働き者・よく働く嫁が欲しいってことらしい。

午後は今日も村めぐり。
お母さんと草刈りに行く予定だったんだけど、どの家でもアチャイ出されてなかなか帰れなくて、「遅かったじゃないか!」とお父さんに叱られてしまいました。

一度結婚したんだけど、村に戻ってきたしまった友人から詳しい話を聞いたら、結婚式も挙げたし、旦那さんはいい人だった。でも突然旦那さんのお母さんから結婚の解消を告げられて、村に戻ってきたんだって! こういう事よくあるとのこと。彼女がまたいい結婚ができますように!

もうすくイスラム教の犠牲際があるのだけれど、それまでここにいられないから一足先にってお肉の炭焼きが夕飯でした。そう言えば2年前ももうやって犠牲際を目の前に帰らなくてならない私にお肉を焼いてくれたこと思い出しちゃった。

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モロッコへ③

2008-11-21 02:31:38 | 旅行
グダグダ考えてしまったけど、ゆっくり眠れた。起きたら快晴。

まずはマルシェで野菜と果物と近々結婚する村の子へのプレゼントを買う。

あっという間に11時! ひゃ~早く村へ行かなければ…とホテルへ戻って荷物を取って、村へ向かうミニバス乗り場へ向かっていると、なんと昨日の少女の家の一人(お金を借りていない方)を発見!!

つたつた近づいていって手をとって
「覚えてるよね私のこと?お金返しなさい」と言ってみた。彼女も驚いていたけど、
「私は借りてないじゃん」との返事。
「何言ってるの?あたなの友達なんだから一緒でしょ」と私。
「私じゃなくてもう一人の方でしょ。会いたいなら連れて行くけど」と言い張る。
「時間ないから行かない。お金返しなさい。なんなら警察に行く?私この街の警察署長と知り合いだから今から行こうよ」と意地悪な私。
「いいわよ別に」と私を睨むその子。

私はお金にこだわっていたわけではなく、何も言わなかったらあんな見え透いた嘘をついて人をだますことをまた繰り返すんじゃないかと思って、一言言ってやりたかったの!

結局、もう一人の家に向かうことに。
その子もさすがに驚いてた。お金を返すには兄の家に行かなければ行けないから一緒に来てというので、二人を止めて私一言。
「お金返す返さないの前に言っておきたいけど、あなたがお金を借りた時に、あとで返すというのは嘘じゃないかと思ったよ。でも、何も言わずにバスを降りたのはどういう事?観光客だからって馬鹿にしてるの?正直お金は返してもらわなくて結構。でもあなた私に何か言うことあるでしょ?」
「…ごめんなさい」と小声でその子。
「ごめんなさいだけ?他にもあるでしょ?バス代払ってもらってお礼はないの?」と私。
「ありがとう」とその子。

この時点では口だけであまり反省の色は見えなかったんだけど。
結局ミニバス乗り場まで送ってくれることに。
最後に「あのね、私が一番言いたいのは2度と昨日みたいなことしないで欲しいということ。相手が悪かったら、警察どころじゃなく、ましてや夜なら何されるかわかないよ…ete…」とおばちゃん説教してしまいました。

そしたら彼女たち今度は本当にすまなそうな顔して「昨日は本当にごめんなさい」と。
私も意地になりすぎたかもと思ったけど、忘れかけのアラビア語で必死に話した甲斐ががあったかな?最後はアドレス交換して別れました。
昨日の今日でこうやって再会しちゃうなんて、すごいよね。

やっとこさ村へ里帰り。

村の入り口の目印も変わっていなくて、それが嬉しい。
最初にあったのは私の村のお父さん。そしたら家からお母さんも走ってでてきて二人で涙の再会でした。

忘れていたけど今日は金曜日で、カサブランカに着いたときに昨日か今日に村に着くと電話してあったので、私が来ると思ってクスクスを用意してくれていました。

村のクスクス、野菜たっぷりで美味しかった。
夕方、村の女性達に会いにいくつもいくつも家を訪ね歩いて、嬉し楽しいそしてへとへとな1日でした。でもここがやっぱり落ち着く。
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