
毎月第1金曜日に開催している“万年筆で美しい文字を書こう”教室の講師して下さっている堀谷龍玄先生の作品展を2月19日(日)まで開催しています。
杜甫の詩を書いた条幅の大作や先生自ら読んだ歌、書と絵の融合したものなどを展示しています。
堀谷先生は人当たりも柔らかく、話し方も優しい。先生の教室は和やかで楽しい雰囲気に包まれています。
しかし、ご自分の書に対する気持ちは相当に強く、厳しいのではないかと察します。
そのストイックな姿勢があったから、書道を本格的に始めてから9年という短さで最上位である師範まで登りつめることができたのだと思います。
素人の私が先生の作品に対してコメントすることはあまりにもおこがましいですが、私は先生の書から自分に対する厳しさや気持ちの強さを学ばなければいけないと思いました。
ご自分の芸道を突き進んで究めようとする人を尊敬します。そのような人たちはとても謙虚で、自分に満足することがない。
芸道を究めるとは、そんな心の有り方を持つことだと想像しています。
今回の作品展の目玉、条幅の作品で堀谷先生は杜甫の有名な五言絶句の詩を書いています。
江碧鳥逾白 山青花欲然 鳥花看板 碧青春日 江山今何
杜甫はよく自然の力強さ、永続性と対比して、人間の営みの虚しさや、自分の現在の境遇を嘆きます。
自然は移り変わっていくけれど、毎年一巡りしてまた同じ季節がちゃんとやってくる。それを何億回も繰り返しているのに、それに比べて人間の生涯は何て短く儚いのだろう。(岩波新書 新唐詩撰を参考にしました)
自然や地球の歴史に対して私たちの生涯はほんの一瞬で、私も40歳を過ぎてからそういうことを考えるようになりました。
話が何となく逸れていますが、そういったことも考えさせられる、気持ちの引き締まる書道の作品展ぜひご覧ください。












手書きなら簡単なのですが・・・。
何 今 山 江 絶
年 春 青 碧 句
是 看 花 鳥 そ
帰 又 欲 逾 の 二
年 過 然 白 二 首
もうひとつの絶句には春の暖かさがあります。
沙 泥 春 遅
暖 融 風 日
睡 飛 花 江 そ
鴛 燕 草 山 の
鴦 子 香 麗 一
春節祭の頃に、覘きに参ります。
ありがとうございます。完璧に縦書きに再現されていますね。春節祭今週末からですね。ご来店お待ちしております。