それでいいのか Ｆ．アロンソ

Ｆ１モナコＧＰ決勝。ポイントリーダーのＦ．アロンソ（ルノー）の走りに期待していたが、結果は期待ハズレに終った。でも期待ハズレは最終順位のことではなく、彼のアンフェアと思える走りだった。

シケインで再三後続のＢＭＷウィリアムズのマシンに抜かされるのだが、その度にシケインをショートカットしてＢウィリアムズの前に出る。結果的に３回目で完璧に抜かされたが、常識的に考えてあの走りはペナルティものだろう。

トゥルーリ（トヨタ）は明らかにスピードの上がらないフィジケラ（ルノー）に邪魔をされ、やっとの思いで抜かした時にマシンにダメージを受けてしまうし。しかしトゥルーリがし掛けたことで延々と続いたあの退屈なレースを打開してくれたことは確かで、トゥルーリはポイントこそ獲得できなかったが、このレースで男を上げたと言いたい。

それに比べてＦ．アロンソのあの走り。まだまだ坊やだってことか。真のチャンピオンを目指すならセコイ走りをせずに堂々と勝負してもらいたい。