股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

貞子vs伽椰子

2016年12月03日 16時54分42秒 | 映画評論サ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年6月18日
監督:白石晃士
出演:山本美月,玉城ティナ,佐津川愛美,田中美里,甲本雅裕,安藤政信
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女子大生の有里は、あるビデオを再生する。それは、観た者に貞子から電話がかかってきて、2日後に死ぬという「呪いの動画」だった。一方、女子高生の鈴花は引っ越し先の向かいにある「呪いの家」に入ってしまう。霊媒師の経蔵は二つの呪いを解くために、呪いの動画の貞子と呪いの家に居る伽椰子を激突させようとするが…。
世界でも評価の高いJホラーの2大キャラクター、『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子の対決を描くホラー。貞子と伽椰子、さらには『呪怨』シリーズの俊雄も絡み、恐怖のキャラクターたちによる衝突を活写する。主演は、『東京PRウーマン』などの山本美月。監督には『戦慄怪奇ファイル』シリーズや『ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~』などの白石晃士。Jホラー界を代表するキャラクターたちの対決の行く末に期待。

観る前から駄作感プンプンでしたが…なんじゃこりゃの出来でした(笑)このブログでも「貞子3D」は2012年のワースト1位、「貞子3D2」も2014年のワースト2位。「呪怨」シリーズもここ数年は酷いのなんのって…。そんな貞子と伽椰子を対決させるなんて監督は何を考えてるのだろうか。ここ数年のハリウッドで続く“VS”シリーズに便乗しているように思える。名作であった「リング」「呪怨」シリーズをめちゃくちゃにする気か!
さてさて、前置きはこれぐらいにして。まず言いたいのは“VS”って煽っておきながら、対決シーンが少ないこと。一瞬で勝負がつくような展開は期待外れ。それから、CGも酷い。貞子がテレビ画面から出てくるところや、教授の顔が水膨れのような顔になったり、霊媒師の助手の首が曲がるシーンなど、貞子と伽椰子が井戸の上で合体するところなど、まぁ安っぽいCGのオンパレード。そもそも呪いのビデオの貞子は何故に井戸から登場しないの??「リング」や「呪怨」の精神的な怖さも本作では皆無。俊雄のブリーフ姿も、伽椰子の四足歩行も今や笑えてきてしまう始末。最後はただの合体した化け物を見せたいだけの怖くも無い怪物映画でした。で、棒読みの盲目の少女は必要あったの??あの女の子の壊滅的な演技力が一番怖かった!演技で言ったら山本美月も酷かった。終わり方も…まぁそれしかないから仕方ないけど、それにしてもスッキリしないや!

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)

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