股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ダーク・プレイス

2017年01月25日 01時23分29秒 | 映画評論タ行
製作年:2015年
製作国:イギリス/フランス/アメリカ
日本公開:2016年6月24日
監督:ジル・パケ=ブランネール
出演:シャーリーズ・セロン,ニコラス・ホルト,クロエ・グレース・モレッツ
official site

8歳のときに起きた一家惨殺事件で生き残ったリビーのもとに、有名事件の真相について話し合う「殺人クラブ」から招待状が届く。彼女が兄の犯行を目撃したと証言したことで、当時15歳だった長男ベンが終身刑を宣告された事件について話してくれれば謝礼を支払うという。生活費に困っていた彼女は申し出を受け、家族を襲った悲しい事件を振り返るが…。
『ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンによるミステリー小説「冥闇」を映画化。幼いころに一家惨殺事件から生き延びた女性が、家族を襲った事件の真相を追ううちに驚がくの真実にたどり着く姿を、『サラの鍵』などのジル・パケ=ブランネール監督が描く。血塗られた過去と向き合うヒロインには、『モンスター』などのオスカー女優シャーリーズ・セロン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのニコラス・ホルト、『モールス』などのクロエ・グレース・モレッツらが共演。

『ゴーン・ガール』の原作者であるギリアン・フリンの小説を映画化。一家惨殺事件の唯一の生き残りの女性が、事件の真相に迫るお話。昔の事が徐々に明らかになっていくミステリー映画にもかからず、あまりハラハラする事も無く結構な作りでした。過去と向き合う主人公の姿を軸に描いているところ。過去に起きた事件を追っていくので説明部分が多いのが原因なのかな。途中から殺された母親が何か隠していることが予想できる。そのせいでラストの衝撃度が低い。母親が取った行動がちょっと理解しづらい。結局、金持ちの親子のせいでめちゃくちゃになったのだけど、貧乏ってだけでこれほど人を破滅させるのかと思う。辛い経験をしたからって主人公のダラダラした生活っぷりは共感できませんが。男勝りのリビーなら、もっと早く事件の真相に近づけてたのでは?それにしてもすべての罪を背負って服役した兄は可哀そうでしょう…。シャーリーズ・セロンやクロエ・グレース・モレッツが豪華共演しているが、ちょっと勿体ない内容。そう考えると「ゴーン・ガール」は非常に良く出来た作品だった。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コンカッション | トップ | 沈黙−サイレンス− »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画評論タ行」カテゴリの最新記事