股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

スポットライト 世紀のスクープ

2016年04月16日 23時43分27秒 | 映画評論サ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年4月15日
監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ,マイケル・キートン,レイチェル・マクアダムス,リーヴ・シュレイバー
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2002年、ウォルターやマイクたちのチームは、「The Boston Globe」で連載コーナーを担当していた。ある日、彼らはこれまでうやむやにされてきた、神父による児童への性的虐待の真相について調査を開始する。カトリック教徒が多いボストンでは彼らの行為はタブーだったが…。
アメリカの新聞「The Boston Globe」の記者たちが、カトリック教会の醜聞を暴いた実話を基に描くスリリングな社会派ドラマ。カトリック系住民が多いボストンで、神父による児童への性的虐待事件を暴露した新聞記者らの困惑と共に、次々と明らかになる衝撃の真実を描き出す。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのマイケル・キートンが記者を好演。複雑に絡み合う事件の根の深さに慄然とする。

本年度アカデミー賞で作品賞を受賞した作品。神父による児童への性的虐待事件を暴露しようと、困難に立ち向かう記者らの姿を描いた本作。大きな事件でありながらも、教会という組織の実態を暴くことはタブーとされていた。それでも真実を暴こうと、神父や組織を相手に向かっていくプロとしての仕事がとても良かった。そして教会の隠蔽、弁護士や検察の隠蔽に腹が立った。自分たちの足で情報を集めて、一歩一歩近づこうとする記者側の奮闘する姿が細かく描かれていてとても良かったが、教会側の正体が最後までハッキリ見えてこなかったのが残念なところ。何十人もいる神父の一人くらいは表に出てきて直接対決を見せてほしかった。エンドロールで“世界中でこれだけの神父が性的虐待をしていました”という説明だけでは少し物足りなさが残る。そして虐待をされた子供たちのその後の人生ももう少し見せてほしかった。ただ、この後に大きな注目を浴びる事件を世間に公にしたキッカケとなる話なので、地味になってしまうのは仕方ないのかもしれない。
正直に言うと、展開も上手くて良質な作品ではあるけれど作品賞を獲るほどの映画ではない気がします…

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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