“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

金の道ウォーク 第3区(最終区)板橋宿~日本橋まで。

2017-06-11 08:26:34 | Weblog
 6月10日(土)、3日前に梅雨入りを宣言されたが、東京は、ところによって梅雨入り以降雨が一滴も降っていない。今日のウォーキング時も朝から太陽が燦燦と。ただ、さわやかな風が吹いていたので、歩きやすく気持ち良いウォーキングとなった。
 Door to Doorで、23600余歩。それほど疲れていないのは、沿道からの声援のせいかしら?
 今回の参加者は、佐渡の会、新潟の会、佐渡市職員、首都圏の会その他一般の人を含め、総勢80名弱。
 佐渡を世界遺産にしよう、知ってもらおうという皆さんの気持ちが行動に現れ、大変な盛り上がりとなった。
 代官姿 3名、人夫姿 20名、「佐渡を世界遺産に!」のたすき掛けをした人 その他60名余。行き交った若い夫婦は、長い行列にびっくりし、立ち止まり「タイムスリップしたようだ」と話していた。

 以下、第3区間のウォーキングの様子をご紹介します。

 午前11時30分に今回の出発場所の板橋区役所・平和の像前に集合。出発式セレモニーを行う。

 坂田首都圏の会会長の「みんな事故もなく、日本橋まで」という力強い開会宣言ののち、5月27日、首都圏講演会で採択された“東京宣言”を佐渡の会から参加した斉藤理事が力強く読み上げた。参加者の全員が大きな拍手。


斉藤理事による東京宣言の読み上げ風景。


出発セレモニーに聞き入る参加者。

 参加者全員による記念写真撮影の後、全員こぶしを上げて「勝ち取ろう!!」の合唱。区役所を後にする。







 順路は、板橋区役所 ⇒ 旧中山道・仲宿 ⇒ JR板橋駅 ⇒ 巣鴨とげぬき地蔵 ⇒ JR巣鴨駅 ⇒ 本郷追分(東大赤門)⇒ 神田明神 ⇒ 須田町 ⇒ 日本橋(日本橋魚河岸跡碑)。

 ウォークは、歩道を歩くので一列縦隊。列の長さは、100メートルを超えた。






 最初の休憩地となったとげぬき地蔵尊高岩寺正門。


行き交う人に声をかけられるウォーキング者。

歩道を行き交う人には、ウォーキング参加者が佐渡金銀山のパンフレットを手渡しながらすすむ。お店の前に出て迎えた人たちからは、激励の言葉が数多く聞こえた。 疲れも吹っ飛ぶ。
行き交う人たちからは、「どこから歩いてきたの? いつ出発したの?、頑張って」の言葉が多い。返答は真面目に答えたが、歩いている仲間うちでは、「50年前に佐渡を出発したんだよなぁ~」。昔を回想しながら進んだ。

本郷追分に面する東大農学部正門に到着。校庭に入り一服。




2年ほど前に設置された「上野博士とハチ公碑」。




東大の塀伝いに歩く参加者。


東大赤門前で記念撮影。

5月27日開催された首都圏講演会会場のホテル前を通過。盛んな激励を受ける。





神田明神に到着。


鳥居をくぐる参加者。心地よい風が吹いているため、皆元気。一人の落伍者もいないようだ。佐渡市から参加の藤木副市長の元気な姿も見える。(半纏を着ている人)

 神田明神境内でしばらく休憩。本殿に向かって遠くから手を合わせて、世界遺産登録を祈願する。
 境内の左側にある佐渡出身の宮田文化庁長官作成の大きな碑を見上げ、一礼。


宮田先生の鋳造碑。


先頭は、一列縦隊できれいに歩いている。(前田さん提供)


JR御茶ノ水駅の神田寄りに在る昌平橋を通過する一行。

 いよいよ日本橋のゴール点に近づく。皆足取りも軽い。


中心の黒シャツと白シャツの方は、佐渡市から参加の正治係長(赤の誘導棒を持っている人)と佐々木新潟の会副会長。佐々木副会長は、前回、県民会議とバッティングした第2区画「蕨⇒板橋」を今朝6時ごろにJR蕨駅を出発し、歩き出したとのこと、第2区、第3区合計で20㎞余りを走くのだそう。すごい意気込み。
 佐々木さんは、第1区も歩いているので、3区間走破する。頭が下がる。


ゴール近くを整然と歩く。(前田さん提供)


日本橋三越が目に入ってきた。ゴール近い。

午後3時過ぎ、ゴールの「日本橋魚河岸跡碑」前に到着。


踏破記念の写真に納まる参加者。

早速、金荷受け渡しセレモニーが行われた。


受け渡し状を読み上げる坂田代官役。

受け渡し状を受け取る役人代理役・佐渡市藤木副市長。

今回の佐渡の会、新潟の会そして首都圏の会を代表して、池田新潟の会会長が挨拶。大宮からの金の道ウォーキングが成功裏に終了したことに感謝を述べた。


感謝を述べる池田会長。

 最後に、佐渡市藤木副市長が「この7月には、世界遺産登録の国内推薦候補として必ず佐渡金銀山が選ばれることを期待している」旨を力強く述べられた。
 参加者全員に、この6月6日に新潟県内で発売された「佐渡を世界遺産に!」の応援キャンペーンとしてのキリンビール缶がH氏の寄付で、参加者全員に手渡された。


キリンビールを手渡す人夫達。

 有志達は、さらに日本銀行本店に向かい、建物をバックにして記念写真。日本銀行の建物は現在修繕中で囲いされており、わずかに建物が見える場所での撮影となった。


日本銀行の建物前で記念写真。

 代官、人夫姿の人たちは、第四銀行ビル2階で着替え。午後5時過ぎから、東京駅八重洲口近くの大庄ちゃぼん店で打ち上げ懇親会を催した。
すべての行程について、石塚事務局長、田村理事等を中心にして計画、事前調査等を行い、荷物の運搬までを受け持ち。結果として第1回から今回まで些細な事故もなく終えられたことに感謝申しあげます。

 午後5時過ぎから「ご苦労さん会」が開かれたが、小生は、体の都合で不参加。代わりに日本橋三越で開催している「人間国宝 伊藤赤水 陶展」に立ち寄り、伊藤先生が会場内にいたので、お祝いの言葉をかけ、観覧ののち帰宅した。




作品は、60点ほど展示しているとのこと。 写真撮影の可否は、どこにも表記されていなかったので、伊藤先生にお聞きし、了とのことで撮影しました。
ただ、会場は、人影がまばらで閑散としていたのが気になった。



 

 




 



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