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倫理と道徳の違い

2012年03月07日 | 哲学の心
倫理と道徳は、基本的には似たようなモノである。
しかし、両者の区別は、曖昧でも難しくも無い。

倫理と云うのは、ある社会集団での規範であり、
道徳と云うのは、普遍的な人としての心のあり方だと思う。

倫理は、「こういう事だからこうすべき」と云う仮言的に導き出されるモノであり、
道徳は、「人としてこうあるべき」と云う定言的なモノだとも言える。

倫理は、「嘘をつけば人として信用されなくなるから、嘘をつくべきではない」と
規範の正当性を大切にする。
道徳は、「人を騙すのは良くないので、嘘をついてはならない」と人としての道を示す。

道徳では、「思いやりを持ちましょう」とか、「他人に迷惑をかけないようにしましょう」などのように、
自分が得になるから、このように行動しましょうとは言わない。
人として徳を積める生き方を目指すのが道徳的なのである。
一方倫理は、道徳に比べると打算的に感じる。

しかし、これは倫理が道徳より劣る訳ではない。

道徳だけでは、本当に正しい事なのかを検証出来ないので、
倫理によって、その正当性を考える必要があるのである。
よって、道徳と倫理が二つとも備わっていなければ、意味がないのだ。

どんなに良い行いをしても、その動機が不純であれば、道徳が欠けており、
どんなに悪い行いをしても、悪意や身勝手さが無ければ、倫理が欠けていると
定義出来ると思う。

貧しい人にお金をあげるのは、倫理としては素晴らしいが、それが自己利益の為であれば、
道徳心は無い事になってしまう。

正しい行為をするのが倫理的であり、良い心を持つのが道徳的なのである。

注)これは個人的な解釈です。尚、この記事に限り、転載OKです。むしろ拡散希望です。
転載し、矛盾点など指摘したものを公開されても良いです。

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