スウェーデンの教育って?!

スウェーデンの特別支援学校で教員をしています。日々、目にして、耳にしているスウェーデンの教育の実態。

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「歩ける」という可能性

2013年09月15日 13時22分28秒 | 特別支援学校

 あっという間に9月も半ばになりました。今年度が始まり、1ヶ月ちょっとたち、少しずつ新しいクラスにも慣れてきました。今週は、大学のグループ課題に追われており、今週末も文献の読み込みと課題に追われています。ブログも更新回数が減ってきてしまって、なんとか時間を見つけて書こうとは思っているのですが、難しいです。新聞をゆっくり読む時間もあまりなく。。。

 

 クラスが変わり、思うことがいろいろあります。前のクラスでは、4名の車いすを利用している生徒を受け持っていましたが、今度のクラスは、3名の歩行可能な生徒を受け持っています。うちの学校の生徒なので、どちらの生徒も重度の重複障がいを持っています。異なるのは、

「歩ける」

ということ。改めて思います。「歩ける」というのはすごいことなんだなあと。歩けることによって、できることが増え、可能性が増え、人の手を借りる部分が大きく変わってきます。前のクラスでは、当たり前に行っていたことが、このクラスでは行う必要のないことであることも多々です。さっと手が出てしまう私に、アシスタントたちが、

「自分でできるのよー。」

と教えてくれます。コミュニケーションも「歩ける」ということから、可能性がぐーっと広がります。もちろん、これによる問題行動も起こるのですが、それでも、やはり歩けるということは、すばらしいと実感しています。

 

 少しずつ子どもの様子もわかってきて、今はいろんなメソッド導入の準備に追われています。やってみたいことはたくさんあります。とりあえず、金曜日の放課後、せっせと教室の家具の配置を換え、構造化を行ってみました。月曜日、彼らがどんな態度をとるか大変楽しみです。

 

 よい天気の続いたスウェーデン、ストックホルムですが、お天気崩れるようです。秋は秋でいいものだとおもっていますし、そろそろ、冬も待ち遠しいこのごろです。近況報告でした。

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2 コメント

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歩くという人間の能力 (中島 澄枝)
2013-09-28 07:18:55
時々興味深く読ませていただいています。日本の保育園で保育士を37年間した後、退職して保育園の保育士の指導や親への講演会活動をしているものです。縁あって名古屋の重度の特殊学級に時々呼ばれてわらべうた遊びを楽しんでいます。何も専門的な重度障害児のメソードを知りません。私の専門は「自然運動を軸にした、幼児体育」です。ハンガリーのコダーイのメソードを基礎に、日本の伝承を使って遊びをしています。このタイトル「歩けるという可能性」具体的な子どもの姿やそこから引出されてくる人間的な行為のちがいが知りたいです。もう少し子どもの姿を記述していただけると、いろいろヒントが得られる気がします。厚かましいお願いですが、どうでしょうか。
コメントありがとうございます。 (Pedagogiskamagasinet)
2013-09-29 04:36:19
中島様
こんばんは!
初めまして。ブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。今日のブログの方に少しですが思いついたところを書きました.参考に多少なりともなればと思います。また、何かあればいつでもコメント、メッセージなどください。できるかぎり、対応させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。

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