BBCのシャーロック

2017-08-05 12:39:58 | Weblog
NHKのBSで不定期に放映されてきたBBC作品のシャーロックが一応シーズン4の幕を下ろした。脚本を書いているモファットさんとゲイティスさんの話では今後シーズン5を作成するかどうかは未定。作るとしても主演のカンバーバッチの仕事の都合もあって、新作を作るとしても2年以上先のことになるそうだ。

だからというわけではないが、このところ、シーズン1から3までのこれまでの作品や映画化された、別枠作品のシャーロック、「忌まわしき花嫁」などを改めて見なおしていた。テレビ作品のほうは何度見ても面白い。映画作品の「忌まわしき花嫁」になると、イギリスの歴史的、文化的な背景を改めて思い出させられる。幽霊譚でも有名なイギリスらしい話になっていて、映像はおもいきり気味悪く怖さいっぱいでもある。だいたいゲイティスさんはホラーや幽霊譚の研究もしているのだから当然か。

それで今朝、一番後回しになっていた映像が気持ち悪い「忌まわしき花嫁」をようやく最後まで見終わってびっくりした。最後のほうでシャーロックの手に渡った紙切れに書かれていた言葉は赤ひげ、アッと思った。モファットとゲイティスの計算がここでぴったり合ったわけだ。

赤ひげというのはシーズン4の最後の話に出てくるシャーロックの兄マイクロフトや隠ぺいされていた妹のユーラス、そしてシャーロックの子供時代の遊び仲間の子の呼び名だったのだ。モファット・ゲイティスのコンビは物語を作りながら、あちこちにいくつか物語ののカギを埋め込んだらしい。

何年か先にシーズン5が製作されるのかどうかは不明だが、少なくとも、楽しみにして待ってみようという気がしてきたところだ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。