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「それでもボクはやってない」

2007-01-21 02:34:17 | 映画
「それでもボクはやってない」



ネタバレ、完全、ご注意あれ。


昨年観た映画で、一番観たのが加瀬亮です。(途中、映画レビュー書いてませんが。)
昔は嫌いだったのに、昨年ですっかりトリコです。
そんな加瀬亮は早速、逮捕。
ハチミツとクローバー」の真山のイメージからストーカーではなく、痴漢です、痴漢。
私としては、加瀬亮は、主役級ではないけれど、
映画には欠かせない存在、どこまでもフツウの容姿やけど特別な存在でいてほしかったため、
全国映画で主役かぁ、ちくしょー、これで完全に全国区やなぁ、と。
でも、やっぱり、顔も髪型もフツウやし、おどおどした態度、気弱なイメージ、
「フリーターです。26歳だけど。」というセリフ、
「~でーーー、~たらーーーーー」と語尾がのびきる話し方が示すように、
フツウの代表、加瀬亮が、いい味だしてる映画です。
(フツウ、フツウって絶賛してるんですよ)
そんなフツウの誰にでもありえる状況だ、ということを教えてくれます。
だけども、私たちは裁判を、取調べを知らなさすぎます。
パンフレットは勉強のためにも買うべきです。

それにしても、セリフが多いこと多いこと。
パンフレットも字がぎっしりです。
留置場の本田博太郎が、ドラマ「エラいところに嫁いでしまった!」での
セリフが相槌しかないのは、
この映画でしゃべりすぎたからでしょうか・・。
本田博太郎が出ている間は、
クックっと笑えるのですが、
いざ裁判が始まると、スクリーンの緊張感が
客席にまで伝わってきて、身動きができません。あっという間の2時間半、長い闘いの1年です。

じーーーーーっっと人物を180°や360°まわしてのカメラワーク、
じとーーーーっっと寄っていくカメラワークが多いのですが、
これは、普段から周囲をゆっくりと注意深く見なければならないという警告でしょうか。
たとえば、特に被害者の女子中学生なんて、
状況説明があいまいすぎるんです。
「っぽかった」「カンジ」「思います」
他の大森南朋や田口浩正だって、いい加減なもんで、
発言には重々気をつけなければなりません。
そんなんだったら、常に記録・証拠となるものをつかんでおくためにも、
レコーダーをまわしたり、24時間体制で自分の言動を記録しておかなければなりません。
そんなの、無理、むしろ、こっちが怪しいじゃないか!
数日も、数ヶ月前のことを何度も何度も話さなくてはならないし、
私はおとといの晩御飯もすぐに忘れるというのに、どうしたことか。
電車の中で音楽聴きながらウトウトなんてしてられません。
ボーーーーっと街を歩いていても、いつ目撃者となっているかわかりません。
部屋の掃除だってちゃんとやっておかなければ。

この映画は判決がどーのこーのではなく、
裁判制度に対する挑戦状のような作品ですが、
どうぞ、判決は御自身で御覧ください。



今日の音楽:「大迷惑」ユニコーン
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18 コメント

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判決の是非 (たいむ)
2007-01-21 09:44:29
TBどうもです。
>どうぞ、判決は御自身で御覧ください。
そうですね。
いろんな主観が入り混じって、いろんな意見で溢れかえりそうですが。
様々な経験者や関係者の発言(議論・討論)によって、たくさんの人が裁判に、裁判員制度に興味を持ったら大成功でしょうねw。
TBさせていただきました (タウム)
2007-01-21 12:01:56
日本の裁判の理不尽さに愕然としました。
TBさせていただきました (タウム)
2007-01-21 12:06:20
日本の裁判の理不尽さに愕然としました。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-01-21 21:28:31
 TBどうもありがとうございました。
 こちらからもTBさせていただきました。
 よろしくお願いします。

 加瀬さん、いいですよね。
 私も最近、要注目なんです(笑)

 2時間あまりがあっというまに感じられるほど、
 すごく集中して観ていました。
 「ええええ!!」の連続でしたが、
 観てよかったと思います。
Unknown (ぢもと)
2007-01-21 23:42:03
☆たいむさんへ
私も、ドラマ「ビギナー」が好きでした。
なんだか、初心の「正義」というものは、
社会でもまれるとゆがんでいくのでしょうか。
司法修習生や弁護士や裁判官のご意見をぜひとも聞きたいですね。

☆タウムさんへ
私も理不尽さに驚愕です。
問題提起として、大変いい作品ですよね。

☆タウムさんへ
陪審員制度が始まる中で、
私たちはどこまで真実を見極めることができるのでしょうか。

☆miyukichiさんへ
すごく緊張感のある2時間でしたね。
まるで、自分を傍聴席にいるようでした。
これからの日本のために、多くの人に観てほしい映画ですね。
こんばんは (ahaha)
2007-01-22 01:18:19
トラックバック有難うございました。
主役の加瀬亮のこと、ブログには書いていませんが(なにしろ、もたいまさこの役に感情移入するようなトシ_| ̄|○)、おっしゃるとおりの味の人ですね。
Unknown (ぢもと)
2007-01-22 23:30:32
☆ahahaさんへ
こちらこそありがとうございます。
もたいまさこ様もかなりよかったのですが、
山本耕史がよかったです!
彼は、弁護士からフリーターまで
いろんな役をこなしますねぇ。
TBありがとうございました (gajumaru)
2007-01-23 20:57:50
恐ろしい映画でしたね。
裁判員制度はじめちゃってホントに大丈夫なのか心配になってきました。
Unknown (ぢもと)
2007-01-25 00:38:28
☆gajyumaruさんへ
大丈夫なんでしょうかねぇ・・。
それこそ、「12人の優しい日本人」の迷言、
「ムー罪」がアタマをよぎります・・
恐ろしい映画でしたね (あん)
2007-01-25 13:39:18
>部屋の掃除だってちゃんとやっておかなければ。
うわ~、もう想定されているんですね。
マズイDVDも、泣く泣く処分しなければ...ですか?
せめて、タイトルがマトモな物は残したいところですよね。

加瀬亮クンは、良かったです。いや、山本耕史も本田博太郎も皆、良かったです。
Unknown (bakuga)
2007-01-25 22:36:56
周防さんやばいくらいのスワローズファンですわ
んで草野球に没頭
少しでも速い球、これでもと曲がるカーブと
何でもストイックに突き止めたい人なんでしょうね。
でも、野球とか夢中になるその意識があるからイイ映画も作れるんだと思います。
まぁ
それでもボクは観てないのですが・・・(笑)
Unknown (ぢもと)
2007-01-26 00:18:39
☆あんさんへ
米米ファンなんですけど、セーフですかね?(笑)
米ビデオ全部揃っている、とかで、どーりでアタマ狂ってるわけだ!とか言われないですかね?!
本とかCDとか平積みなんですけど大丈夫ですかね?
あと、資格の勉強もしてるんですけど、
こいつ、いったいどーしたいんだ!?って思われないですかね?ハラハラ、ハラタイラ。

☆bakugaさんへ
そのオチが言いたかっただけでは・・・(笑)
そのうち、「それでもボクは観ないぞ」になるのでしょうか。
周防監督、そのうちほぼ日にも登場のようです。
TBありがとうございました (sakurai)
2007-01-26 21:28:17
はじめまして。迷宮映画館のsakuraiと申します。
どうぞヨロシク。
本当に明日の記憶状態に入ってしまったおばさんには、半年も前の証言をせい!といわれても、かなりきついですよね。
普通ですが、普通じゃない。かなり全国区になってしまった加瀬君がちょっと悔しい。マイナーなままでいて欲しかったような・・。
Unknown (ぢもと)
2007-01-26 22:05:33
☆sakuraiさんへ
はじめまして、よろしくお願いします。
明日の記憶予告の3つのキーワード、即座に忘れてしまった私は
どうしたらいいのでしょうか・・。
加瀬君、マイナーでいてほしかったです。
月9になんて出ようもんなら、フガガガガ!!!
TB感謝です (ぺろんぱ)
2007-01-28 22:54:06
こんばんは。

>じとーーーーっっと・・・・・・
>これは、普段から周囲をゆっくりと注意深く見なければならないという警告でしょうか。

なるほどそうかもしれませんね。
ホント、人の記憶っていい加減なものです。思い込みもありますしね。

それから「この人は痴漢じゃないと思います」って駅長室まで言いに来た女性、あの場でもっと訴えてあげて欲しかったな・・・。

いろんなことを教えられました、この映画。
またお邪魔しに来ますね。
Unknown (ぢもと)
2007-01-29 21:46:37
☆ぺろんぱさんへ
そうですよ、あの「三年身籠る」の監督が、
主張してくれていれば加瀬くんはこんなことには・・。
記憶力と観察力と推察力が必要なのかもしれませんね、この世の中は。
トラックバック、コメント、ありがとうございました。 (冨田弘嗣)
2007-02-12 22:00:37
 周防監督がまだまだ稀代なる才人であることをあらためて知らされました。こういう題材で、地味でも、エンターテイメントにしてしまう。10年に1作品などとは言わずに、もっと作り続けて欲しい人です。読ませてもらい、ありがとうございました。ブログ、再開いたします。  冨田弘嗣
冨田sなんへ (ぢもと)
2007-02-13 22:31:01
再開おめでとうございます。
このペースじゃ、これからの人生で周防監督作品に何作出会えるのでしょうか。
楽しみですけどね!

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