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民進党の稲田いじめの続きと稲田の怯まない答弁

2016-10-13 17:02:31 | 時事問題 政治
11日の参院予算委で大野元裕が、12日の衆院予算委では緒方林太郎が、それぞれ民進党からの質問者の一人として、政府に質問した。特に、防衛相稲田に重箱の隅をつつくような質問をして得意になっていたのは、滑稽に見えた。稲田を集中していじめて、揚げ足を取り、失言を招くことを期待しているのが見え見えなのである。

大野元裕は外交官上がりで、大学の非常勤講師をしたり、テレビでも座談会などに出ていたから、それなりの見識を有していると思っていたが、ケチな政党に浸かってしまったのか、自らがそうなったのか知らないが、大局的な見方をできないのではないかとみてしまう。質問の内容は、スーダンの内乱は、武力を用いているから戦闘になるという見方をして、戦闘でないかと稲田に質した。稲田は何度も衝突であり、国際的に定義した戦闘でないと答弁した。この質問はすでに、9月30日の衆院予算委で民進党の後藤祐一がしていたことと同じで、二番煎じなのだが、何とか言質を取らせようとする作戦だったのだろう。さらに大野元裕は、緊急事態への対応としての持ち物で、包帯かガーゼかなどという末梢的なことをあたかも訳知り顔で質していた。そういえば大野元裕は、9月の外交防衛委員会でも、稲田によくわからない質問をして、食ってかかっていた。よほど稲田が防衛相であることが気に食わないのだろう。そんな情緒的な質問の仕方である。民主党時代の防衛相の質たるや、ひどいものであったことは、国民は忘れていない。

緒方林太郎の質問は、駆け付け警護で自衛官のリスクが増えることを言わせたかったようだ。稲田の答弁は、自衛官はどんな任務においてもリスクを抱えていて、新しい任務に就いたからといって、リスクが増えるというものではない、ということであった。任務が増えるなら人数も増やすなど、実際にはそんな対応もあるのだろうが、稲田は人数のことなど言わず、ひたすら同じ答弁を繰り返した。稲田らしいところである。緒方林太郎は、この答弁に納得せず、次の質問をせず、議長の再三の督促にもかかわらず、しばらく座ったままでいたという状態で、駄々っ子みたいな様相であった。

稲田いじめも悪くはないが、言葉尻を捕らえることを作戦にしているから、簡単に突っぱねられるわけだ。もう少し理論武装してかかるものではないか。社民党の福島瑞穂も、稲田いじめをしていた。自衛隊の体験入隊のすすめが徴兵制の考えにつながるという批判である。左翼特有の飛躍論理である。これを理論武装とは言わない。

さらに、10月13日午前の参院予算委では、民進党徳永エリが、TPPの質問で、稲田が自民党の野党時代にはTPPに反対の尖峰であったことを突いた。稲田は、TPPを取り巻く状況が変わってきていることを自分の変化に当てた。納得されるものではないが、ヒラリー・クリントンも当初賛成、今反対になっていることを考えれば、判断が状況による要素があり、難しいことといえる。TPPは、以前民主党の菅直人が首相の時言い出した案件である。自民党も民進党も、各党の党内でもまだまとまっていない。安倍内閣の閣僚は、稲田を含め賛成である。
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