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金正恩に構ってしまったトランプとその大なる影響

2017-08-11 15:42:24 | 時事問題 政治
北朝鮮労働党委員長金正恩は、核保有国としてアメリカに認められたかったが、アメリカが相手にしてくれなかったので、ミサイル実験を繰り返し、アメリカと同等となるべく、技術開発を重ね、国際的には挑発行動に出たことになった。アメリカ大統領トランプが、出る杭は打つ態度を示してきたので、アメリカを敵国と待無し見なし、なおも挑発を続ける。これにトランプは怒り、両者はいがみ合うことにまでなった。

北朝鮮のガム島近海にミサイルを撃ち込む挑発実験に対して、トランプは北朝鮮の体制崩壊の恐れを覚悟せよといわんばかりの応酬である。あの時アメリカに静観する余裕があったなら、事態はどうなっていたろうか、という過去のことはいわない。世界は、というより、日本とアメリカは、今、北朝鮮の次なる作戦を見守るしかなくなっている。韓国大統領文在寅は、対話、々々、言っていたが、米韓協力としか言わなくなった。ロシア、中国は、ミサイル問題はアメリカのことだからといって、横を向いている。国連は北朝鮮制裁側だから仲に入るなどない。頼みの綱があるとすれば、北朝鮮と国交があり国としての力のあるドイツになるが、日本もアメリカもドイツに何かを頼むわけにはいかないだろう。ドイツも自ら出てくることは火中の栗を拾いに行くようなことだからまずはしない。

北朝鮮は、ガム島近海へのミサイル発射計画が策定されれば、作戦が完成したという発表してアメリカン反応を見るだろう。アメリカは今と同じことを繰り返して言うのだろう。21日の米韓軍事演習に関して北朝鮮が何らかの注文を付けて来る。その時の米韓の反応も一つのバロメータになる。

北朝鮮は、挑発行為であってもガム島近海の公海への発射実験であると言い訳できる。北朝鮮が本当に発射したら、アメリカは公海であっても、アメリカを狙ったと言って、報復するだろう。北朝鮮国土の複数個所の空爆であろう。北朝鮮のめくら射撃に日本も一部犠牲になるかもしれない。韓国は手出しをしなければ安泰であろう。

北朝鮮がアメリカの報復を恐れて自制し、発射の時期を明言しない、日本はそれを俟つ。北朝鮮は、計画未遂行に対して何らかの言い訳をする、世界は何も言わずに聞いておく。こんなストリーにならないだろうか。

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