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自民党票が動いた都民ファーストの大勝利と代表小池も驚いた自民党の大敗

2017-07-03 12:55:50 | 時事問題 政治
東京都の選挙投票率は、この20年近くでは、国政選挙では55~65%、都知事選で45~65%、都議会選では40~55%である。今回の都議選は51%強であった。一般に都市部の地方議会選挙は高くないが、51%強は東京都にすればまあまあの投票率といえる。

結果は予想通り、都民ファーストの会の圧勝であった。候補者50人擁立して49人が当選し、かつ各選挙区で、1、2位の得票であった。自民党は80人擁立で23人当選、勝率28%であった。得票数では、まだざっとしか見られないが、大きな開きがあった。無党派層は、だれも適当なのがいなければ、棄権か共産党に入れる傾向があったが、今回は都民ファーストの会が受け皿に働いた。

自民党が大敗したのは、これまで自民党票であったのが大挙して都民ファーストの会に動いたからであろう。その要因は、都知事小池が都政改革を訴え、さらに都民ファーストの会の代表として若手を率いる姿を見せたことで、これに首相安倍の国会運営の拙さと衆議院議員豊田の暴言と防衛相稲田の応援演説のボカによる自民党嫌いが加わったことである。小池が都議選公示のギリギリ前に市場を豊洲に移転する方針を打ち出したことは、背景として都民ファーストの会に大きなプラス要因となっている。小池風を吹かせたわけだ。自民党は、都民を積極的に取り込む策を示さなかったことが敗因になる。

都議会自民党が旧い体質であると都知事小池に指摘されたことを都民が理解したのは、今回の選挙で都議会議長川井と都議会自民党幹事長高木が落選したことに如実に表れている。都民ファーストの会東京都議団幹事長音喜多は、してやったりとほくそえんでいることだろう。都議会自民党は、あれほど都知事小池に攻められても、改革の一言も言わなかったことを多くの都民が見ていたことになる。

知事1年生、議員1年生に都政改革でどれほどのことができるのかはわからない要素が大きいが、しっかり予算を作り、しっかり実行すればよいわけで、都知事と都議会の理念に走らない動きを都民は見守らなければならない。

自民党のこれほどまでの負けには、都知事小池も予想しなかったであろう。都民ファーストの会代表として午後8時から開票を見ているとき、開票後1時間半経ってもテレビで自民党の当選確実者がゼロであるのを見て驚いていた様子であった。都議会自民党も、国政の自民党も、オウンゴールで負けたわけで、失地回復には内閣改造だけでは、難しい事態になっていると思う。例えば、北朝鮮拉致被害者の帰国があると、首相安倍の株は大いに上がるだろうが。
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