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自滅の首相安倍は来年9月までどのように政権を保つか

2017-07-18 13:19:55 | 時事問題 政治
第2次安倍政権となったのは、平成24年12月26日 であるから、4年半経過したことになる。国会は自民党一強となって4年半、自民党では安倍一強となってからは3年くらいである。首相安倍は来年9月までは自民党総裁でいれば、2期6年を全うする。しかも来年9月の総裁選挙に出馬でき、当選すれば3期9年まで総裁を行える。

盤石に近かった安倍政権が、森友学園問題と加計学園獣医学部新設問題での国会での杜撰な説明、複数の自民党2年生議員の不祥事、内閣の一員である防衛相稲田の大失言等で一気に信用を落とし、都議会議員選挙で自民党は惨敗した。惨敗の原因は、安倍内閣の信用に関わることであることがはっきりと言えている。安倍内閣は大急ぎで失態回復を行わなければ、自民党本体が危ういという状態になってきた。危ういといっても、対抗する政党が今はないので、まだ安泰を保てるが、国民ファーストなる小池旋風が吹きだすと、危うくなるというわけだ。

首相安倍は、都議会議員選挙前から、さらには防衛相稲田の大失言の前から、8月に内閣改造と党役員人事を行うと明言していた。法務相、地方創生相など危なっかしい人を変えたい意向であったのだろうと察する。これに今度は防衛相が加わる。防衛相稲田を大失言即更迭にしておけば、もう少し面目を保つことが出来たであろうとは予測が立つ。

都議会議員選挙結果の惨敗で、大きく潮の目が変わった。内閣支持率30%というのが、アンケート対応者1000人、1500人の意見でないことが言えることが判明した。来年9月の首相安倍の総裁3選もなくなったといってよいだろう。安倍内閣は8月には改造により最強内閣を作らなければならなくなった。自民党は来年9月の総裁選挙に向けてポスト安倍候補を明確にしなければならなくなった。

政治は一瞬先は闇だ、という言葉がある。今回の事態はそんな言葉でごまかせない。首相安倍の蒔いた種であるといってよい。政策的には良かったし、外交も文句なしに良い結果を出している。問題は、ファーミリー内閣であることで、見方の異なる人が入っていないことと、安保法制の時から丁寧な説明をするといいながら、一向に丁寧どころか説明をしてこなかった点が指摘される。加計学園問題では、あからさまにそれが出た。つまらないことと言われながら、安倍内閣の信用問題になったのである。

一般に、組織を強くするには、リーダーが自分の気に食わない人をも起用するとい作戦がある。8月に最強の内閣にするにあたり、首相安倍がこの作戦を使うことになれば、世間は目を見張るであろう。最強内閣であるためには、実務に強いことが重要である。官僚に教わるのは良いとしても、ジャッジができることが重要である。経験者でなくとも、副大臣であったことや専門部会を仕切っていることなども決め手になる。

最強内閣で1年、首相安倍が次の人に引き継ぐということで、自民党は起死回生出来よう。来年12月の衆議院選挙の前倒しはないだろう。国民ファーストの抬頭を挫くには早めの選挙が良いのかもしれないが、今の自民党には立ち直りの期間が必要である。それに衆議院選挙をするとなると、首相安倍では得票が難しいと予想される。となれば、総裁選を早くしなければならない。それは無理であろう。最強内閣を作って1年間、自民党は回復したと国民に見せるとよい。首相安倍の花道にもなる。
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