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都議会公明党から見放された都議会自民党の敗北

2017-07-04 15:53:57 | 時事問題 政治
都議会自民党の惨敗の原因は、国政自民党の邪魔立ても含めて、オウンゴールが大きいが、公明党を都民ファーストに取られてしまったことが、戦術的に大きく影響している。

公明党は23選挙区しか候補者を擁立していなかったから、残りの選挙区は、相手があれば選挙協力になる。従来は都議会公明党も国政と同じくずっと自民党が相手であった。それを今回は、相手を都民ファーストの会に選んだ。しかも公明党から都民ファーストの会に寄っていったという。はっきりと自民党を袖にしたわけだ。都議会公明党は、都民ファーストの会の自民党のしがらみ体質に対抗する都政改革を支持した。世論受けがする。婦人部の影響が察せられる。都議会自民党は、ここで、というよりこの決定前に、動くべきであったろう。都議会自民党なりの都政改革を唱えて公明党を抱き込む策に出ることにせず、決別してしまい、選挙協力が無しになった。これも一つのオウンゴールと見られてよい。

都議会自民党は、対都民ファーストの会+公明党という選挙戦でも勝てると思ったのだろう。戦術的にパンチにあるものを出さなかった。しかし、この時点でたとえ都議会自民党が従来と同じ人数57人を当選させたとしても、都議会では公明党がいなければ過半数にはならないことが分かったはずだ。この辺りの都議会自民党の読みがよく分からない。

都議会公明党は都民第一を唱える都民ファーストの会に賛同し、それに賛同しない自民党都は袂を分かち、国政公明党は国民第一を唱える自民党と連立する、というのが公明党で、日和見に見えるが、一応理にかなっているように見える。これが公明党代表山口の言い分である。国政自民党にすれば、3分の2の自民党への賛成票を得るためには公明党は欠かせないから、今は完全に足元を見られている。

都議会自民党は完全に野党の立場になったから、かつての民主党政権時代の野党自民党のときのような臥薪嘗胆をしなければならない。その中から、気の利いたことをいろいろと提案して、都民ファーストの会とは一味違う都民第一の姿勢を見せる努力が要る。
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