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北朝鮮との対話派と北朝鮮への制裁派が浮き彫りになる

2017-07-07 11:00:59 | 時事問題 政治
7月6日の報道から
国連安全保障理事会は5日、北朝鮮が4日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受けて、日米韓が合同で開催を要請し、米国の求めで異例の公開会議とした緊急会合を開いた。米国の国連大使ヘイリーは、軍事行動も含む対策を備えている姿勢を強調し、数日内に制裁強化を盛り込んだ決議案を提示すると表明し、さらに具体的な内容については言及しないとしながらも、兵器開発計画への石油供給や航空・海上輸送の制限、政権幹部に責任を取らせることができると述べ、北朝鮮と貿易を続ける国との取引を見直す考えも示した。

ロシアや中国は対話重視の姿勢をとり、ロシアの次席大使サフロンコフは、制裁は問題を解決しないと、制裁強化に異議を唱えた。これに対して、米国の国連大使ヘイリーは、制裁に反対なら拒否権を使えばよい、制裁反対は北朝鮮派であるとまで言っている。

日本の次席大使川村泰久は、圧力を強化するほかに選択肢はないと追加制裁を求め、英仏も北朝鮮を最も強い言葉で非難するとし、制裁強化に賛同した。
一方、G20が開催されるベルリンで、韓国大統領文在寅は、講演で北朝鮮との対話を強調している。韓国大統領文在寅は、日米韓の3ヶ国の話し合いでは、北朝鮮への断固たる制裁に賛成している。韓国の主張は、北朝鮮の非核化を前提としての対話で、核化には反対で制裁を課すということである。北朝鮮は、非核化は絶対しないとして、韓国の秋波にはそっぽを向いているようだ。

ここで、ロシア、中国、韓国が対話派で、アメリカ、日本、英仏が制裁派であることが分かってきた。同じ対話派でも、ロシアと中国は、自分らの貿易を重視するためであり、中国はさらに北朝鮮国が現状で継続されること望んでいるようで、韓国は、同一民族としての結びつきが基本で、韓国大統領文在寅の思想が北朝鮮寄りであることが起因している。韓国が、北朝鮮が非核化しなければ断固制裁という態度を見せるのは、アメリカとの同盟のためで、在韓米軍が引き揚げたら、北朝鮮が攻めて来ることくらいは重々承知である。Thaad設置でぐずぐずしているのは中国にいい顔をしたいが、やはり北朝鮮の脅威があるからである。アメリカがまだ踏み絵を強いていないからぐずぐずできるためもある。

アメリカも対話の姿勢は持つとしながらも、あくまで非核化が基本で、対話を掲げる韓国とは異なる姿勢である。北朝鮮は非核化など言ったら、リビアのカダフィのように殺されると思っているから、絶対にしない。日本は今、対話など端から考えていない。しかし、拉致問題を考えれば、なんらかの形で対話が必要である。日本側は、拉致と非核化・ミサイル実験は別といっても、北朝鮮にとっては制裁が問題なのである。今は拉致がすっかり棚上げにされているが、アメリカの若者の死や行方不明者のことを見える形でアメリカと協力して対応するとしてもよいのではないか。

制裁は、ロシアや中国が本気で加わらなければ、ざるで、現状がそれを物語っている。ロシアと中国は、北朝鮮労働党委員長金正恩は一応計画性を有する為政者であるとは認識しても、追い詰められたら、我も諸共、地球を破壊するくらいのことを仕出かす危険思想を有するという疑いを真剣に持つべきである。世界が戦争をしないで北朝鮮に勝つには、兵糧攻めが一番である。G20でそこまで突っ込んで議論してほしいと思う。
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