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韓国大統領文在寅が笛吹けど金正恩は踊らず

2017-07-21 11:20:28 | 時事問題 政治
韓国大統領文在寅は就任当初から北朝鮮との対話を行うと強調してきた。米大統領トランプとの会談でも非核化を前提として対話という言葉を掲げた。7月6日にはベルリンで演説した際も南北朝鮮の対話を行うことにふれた。その具体的な一つとして、韓国統一相が7月17日に軍事境界線付近での緊張緩和のための軍事当局者会談を21日に板門店で実施することを北朝鮮側に提案した。さらに南北離散家族再会事業開催のための赤十字会談を8月1日に開催することも呼びかけた。統一相は、緊張緩和のための南北対話と協力は、核問題解決にも寄与すると述べていたが、その内容はよく分からない。

韓国の対話提案に関して北朝鮮から返事が出たことは一度もない。韓国が北朝鮮に正式に提案したのかも明確でない。一方的に発表しているのではないかという疑いさえ出る。北朝鮮はすでに核保有国として自認しているから、非核化を前提とした対話などチャンチャラおかしいわけだ。ミサイル発射実験でもICBMをアメリカが認識してくれたから、最新の軍事態勢を備えていると自負できる。軍事当局者会談にしても南北離散家族再会事業開催にしても、金正恩にすれば憎っくき朴槿恵のときに中止したものだから、非核化を抜きにすれば、行っても差し支えない対話であるはずだが、非核化を担保にされるには緩すぎる条件だ。

韓国大統領文在寅は金正恩をくすぐるようなオファーをしているつもりなのであろうが、金正恩は様子見に徹している。韓国大統領文在寅はまさか南北統一を目指しているわけではないだろう。前の大統領盧武鉉と同じことするという姿勢である。時代と北朝鮮の代替わりで様子は大きく変わっていることをどう鑑みているのだろうか。金正恩は経済制裁がなくなるのを待つのだろうが、韓国大統領文在寅は国際協調を乱してまでそこまではしない。そうであれば、対話が行われることはしばらくないだろう。韓国大統領文在寅の次の手は手詰まりであろう。
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