2008年4月23日(水)、一関市東山町長坂字西本町のレストランの前の
鉢植えの「カスミソウ(霞草)」が白い花を咲かせていました。小さな
花なので、アップで写した花は違う花のように見えます。
一関市街地のカスミソウ(霞草)
2008年4月15日
カスミソウ(霞草)ナデシコ科 カスミソウ(ギプソフィラ)属
gypsophila elegans
ウクライナ、コーカサス、トルコ、イランなどに分布する耐寒性のある
一年草または越年草。1828年ヨーロッパに紹介され、日本へは大正の初
め(1915年頃)に渡来した。別名はハナイト(花糸)ナデシコ、ムレ(
群)ナデシコといい、英名はcommon gypsophila、baby's breathという。
高さは50cmほどになり、細長いすべすべした葉が対生する。上部で細か
く枝分かれし、白い小さな花を沢山つける。花は直径1cmほどで、花弁は
5枚ある。花がピンクのものもあり、大輪のものや花弁数が多い品種もあ
る。秋に種子を播くと、4~5月に開花する。暖地では秋播き、寒地では
春播きにする。
品種は大輪(花径1cm)、一重、白花の「コベント・ガーデン・マーケ
ットcv.Covent Garden market」や、
変種「アカバナカスミソウvar.carminea(花径約8mm)の品種「クリム
ソンcv.Crimson」や「ニュー・クリムソン」がよく栽培される。
[栽培]水はけのよい蒸れない陽地が適する。[花期]5~7月。
花束や盛り花に必ずといっていいほど添えられているのは「シュッコン
カスミソウ(宿根霞草)G.paniculata」で、切り花用に大量に栽培されて
いる。ヨーロッパ東部から北アジ
ア原産の多年草。高さは80cmにもなり、カスミソウより小さな白い花が
咲く。八重咲きのものもあるが、種子播きで育てると全部一重の花になる
とのこと。花がピンクの品種もある。和名は「コゴメナデシコ」
カスミソウ(ギプソフィラ)属 Gypsophila
約125種が含まれ、そのほとんどがユーラシア大陸に分布する。多くは宿根
草で、切花用のシュッコンカスミソウ、花壇用のレペンスG.repens、一年草
のカスミソウなどが園芸的に注目される。1本の茎に数千の小花が散りばめ
られ、薄雲のたなびくような様が美しく添え花としても人気がある。
属名はギリシャ語のgypsos(石灰)とphilos(好む)からなり、いくつか
の種が石灰質の地に自生していることに由来するという。
今年の3月で84歳の「後期高齢者」。花や木の実、特に山野草が好きで何時もデジカメを持ち歩いています。
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