2015年11月21日(土)、一関市城内の住宅地を釣山公園目指して歩いていたら、道路沿いの民家の軒先に小さな花をを沢山付けたヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)がありました。
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)タデ科 ホリゴナム(タデ)属 Persicaria(=Polygonum)capitatum
別名:ポリゴナム・カピタツム。ヒマラヤ地方原産の耐寒性半常緑多年草。明治中期に園芸植物として日本に入った。観賞用に植えられているが、野生状態になっているものもある。主に鉢植えで出回るが、(根もとからよく枝分かれして)茎が匍匐して旺盛に生長しマット状に広がるので、グラウンドカバーとして庭木の下や建物の周り、通路のわき、石垣などに、あるいはロックガーデンに植え込んでもよい。茎には赤褐色の毛がある。葉は互生し、長さ1~3㎝の卵形(楕円形)で、表面に暗紫色のV字模様がある。秋には赤く紅葉する。花はほぼ一年中見られる。淡桃色の小さな花が卵形~球状に多数集まり、春から秋までよく咲く。花期:5~10月。出回り時期:3~6月。
管理:日のよく当たるところから半日陰まで場所を選ばずによく育つ。乾燥や暑さには強いが耐寒性はそれほどなく、霜が降りると葉が落ちる。寒冷地では室内で冬越しさせる。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]