液晶モニタ購入時の注意事項

今回は液晶モニタを購入する時の注意点を書きます。

最近は22インチのワイドでもかなり安く買えますよね。

通常22インチワイドだと解像度が1680×1050になりますが、モニタだけ買い換える場合に
現在使っているPCがその解像度をサポートしているかが問題になります。

古いPCだと高解像度をサポートしていないのがあるので注意です。

予め自分のPCでどこまでの解像度をサポートしているかを調べましょう。

「画面のプロパティ」→「設定」→「詳細設定」→「アダプタ」タブをクリックすると
「モードの一覧」のボタンがあります。

それをクリックすると「すべてのモード一覧」でサポートしている解像度が分かります。



これは会社のPCですが、1600×1200までしかサポートしていませんね。

これで、22インチワイド液晶を買うと液晶モニタ本来の解像度1680×1050での表示が
出来ないんですね。

これでは、折角22インチワイド液晶を買っても1680×1050での表示が出来ず、
1600×1200までの表示になってしまいます。

これだとアスベクト比（縦横比）が違ってくるので画面は横に引き伸ばされて
文字も滲んでしまい、本来の画質にならないんです。

液晶モニタの場合はモニタの最大解像度で表示しないと文字は滲むし綺麗じゃあないんですね。
CRT(ブラウン管）の場合は解像度を変更しても文字の滲みはないですが。

この点だけは液晶モニタを購入する前に確認しましょう。

それから最近は地デジを意識して、アスベクト比（縦横比）が16：9のモニタが流行になって
いますが、PCで使うにはワイド過ぎて使い難いです。
(ワイドテレビのアスベクト比（縦横比）は16：9です）

PCの通常のワイドモニタのアスベクト比（縦横比）は、16：10です。
この点も注意が必要ですね。

では、液晶モニタの解像度をサポートしていないPCでモニタを買い換えたい場合はどうしたら
いいでしょう？

それは、グラフィックボードを購入する事です。安いのだと4,000～5,000円で買えますよ。

ただし、これも注意が必要です。グラフィックボードを挿すスロットの規格です。

最近は、PCI Expressが主流です。PCにこの規格のスロットがないとPCI Express対応の
グラフィックボードは使えません。

その前の規格はAGPですが、この規格のグラフィックボードはあまり無いです。

しかし、Vistaが出てからそのまた前の規格のPCIのグラフィックボードが復活しています。
PCIスロットは大抵のPCについていますので、PCIのグラフィックボードを買うのも手ですね。

今回何故この記事を書いたかと言うと、お客さんがCRTから液晶モニタに買い換えたいと言うので
私が選んで購入したんですが、PCが液晶モニタの解像度をサポートしていなかったんです。

PCはまだ新しかったので、てっきり対応していると思い込んでいたので焦りましたよ。
スロットはPCI Expressだったので即効で安いグラフィクボードを購入しましたけどね。

こんなミスをしないようにご注意を。(^_^;)



（ケン）