夜明け前5時、
大保木の赤橋のたもとでDさんと合流。
ここで加茂川に入り込むイノウチ谷を
ヘッドランプで照らすと白く泡立ち水量は多し。
「名古瀬の渡渉が出来るかなぁ」
今日のハト谷遡行計画が危うそう。
はなから気分が滅入る。
とにかく上がってみようと
名古瀬林道の登山口へ車で向かう。
上がると雨が降っている。
見上げると稜線は分厚い灰色のガスで覆われていた。
「ハト谷入渓はよそう」
自分らの実力じゃ無理筋の遡行はヤメ、諦めた。
秋雨前線がしぶとく停滞するから、
9/18-19の「草原川」と二週連続で沢が流れた。
なんと冴えない九月・・・
といっても手ぶらでは帰りたくないので、
二人で子持権現山をグルリと登ることにした。
周囲の山が見渡せるわけでなく、
瓶の西壁が覗けるわけでもなく、
子持のクサリ場もヌルヌル手こずって、
爽快な登山とはいかなかった。
しかし久々にDさんと話しながら歩けたのが良かった。
どこに行くかは肝心なことだが、誰と行くかも実は大切なことだ。
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