パティー・ヤンの一級建築士試験製図茶館

冥府魔道を駆け抜けて、一級合格かっさらう、獰猛凶悪アドバイス

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

最小寸法ノ ススメ

2007-09-09 03:51:09 | Weblog
試験まであと一月になってしまいましたが、学習のほどはいかかでしょうか?
この試験で一番大事なのは、大きなゾーニングがしっかりできてることですが、最終的に図面化するときはやはりパズル的な作業がどうしてもさけられません。ゾーニングはいいのにその変がへたくそでおおいに損をしている人をよく見かけます。基本的にはゲームと同じで数をこなして練習するしかないのですが、その前に確かめるべきことがあります。各パーツの所要寸法です。これも前に話したスケール感とも関連するのですが、何の実感もなく教えられたままでかいている人が多すぎます。今なら間に合いますからもう一度寸法を整理しましょう。特に最小寸法を抑えることが大事です。最小寸法を知っておけばいざという時も何とか押し込んでまとめることが出来るからです。以下いくつかのパーツを紹介しましょう。

○エレベータ
今頃になっても何も考えずに13人乗りEVで3m角のシャフトをかいている人がいますが過大です。いまや設計の自由度があがってかなりのことが出来るのですがとりあえず標準的な製品でいうとEV昇降路の内法寸法は2150角で可能です、だから梁さえうまくかわせるなら芯芯2300でOKです。柱型をクリアすることも考えても2500角でかきましょう。
○階段
スーチー階段も惰性でハバ4000で書いてる人が多いですが、ぎりぎり考えると、中央を吹き抜けでなく100の壁でおさめれば3100でも有効1400はとれるのです。
ですから前記の通りEVで会わせると間に幅250の小梁を想定しても5500で並ぶということになります。7000スパンならDSくらいが一緒に入ってしまいます。
○風除室
これも過大な人が多いですね。試験に出る中規模公共建築の入口は引き分けの自動ドアがつけばまずOKですから4000くらいでもおかしくないはずです。7000スパン一杯にとった風除室はかなり立派なものと思ってください。入口横の事務室が所要面積に届かない時など風除室をいじめるのはかなり有効です。
○廊下巾
これも固定観念で利用者用は3mないといけないなどと思っている人がいますが、法規的には2000でバリアフリー新法も含めてまったく問題ありません。
通行量および人たまりがいるかどうかで適宜巾をふやせばいいのです。小さなサークル室数室につながる廊下などは2000で十分でしょう。ただこれ以下にするのはやめたほうがいいです。
○隣地境界までの距離
最低2mと教えている学校もありますが、昨年度の試験元の解答例は1000というのがありましたので1000でも減点されないでしょう。また街中のビルなどではもっとぎりぎりというのが普通です。ただし、その方向に居室を向けたら実質無窓になりますし、歩行距離オーバーにあとで気づいた時に外部階段を挿入することもできませんから、覚悟して使いましょう。

 自分でまずまず納得のいくゾーニングが出来て、トータルの面積もまずまず確保されたなら、このあたりの知識を駆使してなんとかまとまとめましょう!

ああ、今日はがらになく実務的だったのでプチ疲れました。ではまた!



ジャンル:
受験
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« スーチーの恐怖 | トップ | 一級製図試験の都市伝説ルール »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。