八国山だより

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教科書検定、沖縄戦集団自決・軍の関与削除−歴史を元に戻したいあるいはごまかしたいのか−

2007-04-02 06:45:12 | ニュース・時事
 この4日間ばかり留守にしていたが、出先でテレビを見ていたら、日本史の教科書検定で、沖縄戦で住民が日本軍によって集団自決を強いられたこともあったという記述から「日本軍によって」が削除されたとのニュースが流されていた。

 テレビでは同時に実際にそう強いられた住民が抗議していた。また座間味の元日本軍守備隊長が大江健三郎氏と岩波書店を相手どって「自決命令はなかった」と訴訟を起こしたとも報じられていた。

 その元元日本軍守備隊長は命令しなかったかも知れない。教科書も「強いられたことも」と含みを持たせた方言である。だが、集団自決については数多くの証言がある。まぎれもなく歴史的事実である。

 文科省が教科書から日本軍の関与を削除するというのはその事実を否定してなかったことにしようとする歴史のねつ造ではないか。歴史的事実を隠そうとするのは、先の大戦を反省するどころかサンフランシスコ講和条約を否定して日本は悪くなかった、日本をあの頃に戻してやり直したいと言っているように聞こえる。つまり世界中に喧嘩を売ろうとしているかのように思える。

 靖国神社のA級戦犯合祀にはこれまでの説明に反して国が関与していたことも明らかにされた。嘘・ごまかし、それに政教分離に対する憲法違反の疑い。

 慰安婦問題についても一方で河野談話を継承するといいながら別の方では下村官房副長官には軍の関与はなかったと言わせている。が、これも警察庁の資料で関与があきらかである。ここでも嘘、ごまかし。

 そうまでして過去を正当化したいのか。昔に戻したいのか。
ジャンル:
政治
キーワード
教科書検定 官房副長官 慰安婦問題 サンフランシスコ 大江健三郎
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2 コメント

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Unknown (a)
2007-04-02 12:14:39
とにかく慰安婦問題については、小林よしのり著「戦争論2」の「総括・従軍慰安婦」を読んでみてほしい。
あらゆる関連本の中で一番良い。
この問題の全容も把握できる。


2度目の登場ですね (管理人)
2007-04-05 17:17:25
3月12日に続いて2度目の登場ですね、名無しの権兵衛さん。
その小林よしのり氏の従軍慰安婦論については『脱ゴーマニズム宣言』(上杉聡著)で論破されています。日本軍の強制連行の資料(「副官通牒」)も存在すると記載されています。
私が3月12日のブログに記載した資料以外にもあるということです。それは歴史的事実です。

過去を反省し、その反省をふまえて新たな出発をすることがどうしてできないんでしょうね。

それに、八方まぁるく収まっている状態なのになぜ寝た子を起こすというか波風を立てるようなことをするのでしょうか。同盟国(宗主国といった方が正しいかも)のアメリカ(政府、議会共に)からも非難されており、日本の孤立化が懸念されるというのに。


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