上映が始まったら是非とも観に行きたい映画がありました。
「フラガール」
公式サイトはコチラです。
閉山寸前のいわき市の炭鉱町が舞台です。
生き残りをかけて炭鉱会社が考えたのは、炭鉱から出る温泉を利用して、
この町にレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」を作ること。
その目玉として、フラを踊るフラガールの募集が始まるところから
この映画はスタートします。
(ここで登場する蒼井 優サンは素朴でカワイイけれど、その後踊りをマスターするたびに、どんどん綺麗になっていくその変化が楽しいです)
炭鉱の人たちは、男も女も偏見の目で見るばかりで、ダンサー集めもなかなか進まない。
大規模な炭鉱夫の解雇が始まり、家族のためにやむなくダンサー募集に集まってくる少女たち。
事情があって東京での活躍の場を捨て、この町にフラガールの指導にやってくるのが、松雪泰子サン扮する平山まどか。
(この松雪さんの衣装がとってもカッコイイ!まるでオードリー・ヘップバーンみたいです 彼女の衣装だけには特別にスタイリストが2人もついています)
このまどか先生は実在の方で、現在もフラの指導に当たられています。
これは実話の映画化です。
常磐ハワイアンセンターは、外部から人は入れないで、炭鉱夫とその家族だけで
スタートしたということは、初めて知りました。
聞いたこともないハワイの音楽で、見たこともないフラの練習を始める、
少女たちの「切り開いていこう」「チャレンジしよう」という精神に打たれました。
炭鉱夫の男性たちは、新しい変化にすぐには理解を示さず、
ダンサーの少女たちにも偏見がなかなか捨てられませんが、
いったん協力しようという気持ちが芽生えると、
素晴らしいエネルギーです。
このあたりは、富司純子サンが熱演されていて、私のまわりでも、
ハンカチで涙をぬぐう人がいました。 もちろん私も)
現在も地元と一体化した温泉リゾートを展開しているそうですが、
歴史はこの映画の時代から始まったのでした。
今日は女性だけが1000円の日ということもあり、ほぼ満席でした。
めったに買わないパンフレットも買いました。 パンフレットいうよりも、立派な書籍のような装丁です。
今回は蒼井さん 松雪さん 富司さん そして南海キャンディーズのしずちゃん・・
ほかの皆さんもまさに適役でした。
しずちゃんの熱演にも泣かされましたよ~ホントに彼女の演技には泣きました。
もちろんみなさんの踊りも素晴らしかった
練習も大変だったようです。
松雪サンは、クランクイン2ヶ月前は毎日、
バレエを2時間・フラを2時間・タヒチアンダンスを2時間練習されたそうです。
その成果が映画にも出ていました。
映画のクライマックスシーンの「ハワイアンセンター」オープンで披露された
フラガールのみなさんの踊りは、本当に感動でした。
フラを観て泣いたのは、初めてです。
蒼井 優サンのタヒチアン・ダンスも、本当に圧巻でした。
彼女の今までのイメージは「静」だったので、この激しい踊りをこなす彼女には、
驚かされました。
踊りきったフラガールたちの目にも涙。 あれは本物の涙だと思います。
昨日、までろんさんがこの映画を記事にされていたので、
余計に観たいモードになった私です。
彼女が「泣けました」と書いていらしたので、私もタオルハンカチ持参で行きました。
それほど泣けました。 もう1度観たい映画です。
までろんさん 映画紹介アリ\(*^▽^*)/ガトゥ
タイミングよく音楽が流れるので、余計に涙腺がゆるみます。
今回の音楽は、あのウクレレ奏者ジェイク・シマブクロさんが担当しています。
ウクレレが奏でる音って、こんなに優しいんだ・こんなに力強いんだと、
あらためて感じました。
演じる人たち スタッフ そしてこの映画の元になっている地元の人たちの
努力と ひたむきさに大いに感動した映画でした。