京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
工房は京都市北区紫竹下竹殿町16だよ!

時計師の京都時間「京の美しい時間」

2017-05-16 09:39:21 | 時計修理

5月16日火曜日。今日は熊野神社例祭の日。第一旭のラーメンを思い出す。京大医学部南の路地にひっそりとあるので珍しくほっこり出来るお気に入りの第一旭。
しばらく行っていない。新福菜館三条店のように消えたら困る。

昨日は葵祭。
東京から友人が里帰りしていました。
京都の特徴は里帰りでもホテルに泊まる人が多い。
いわゆる片どまり。京町家は宿泊するだけでも大変。
布団を二階から運んだり風呂は狭いしあとかたずけが大変なので近所のホテルに飛び込むことになる。
家族はバラバラの行動も同じ。
嫁さんは高級ホテルで同級生が集まって女子会。「あんたはどっかで食べてきぃ~!」とあぶれたオヤジがやって来た。どこの家庭でもおなじなのだね~。
ところが京都はオヤジの棲み処が多いのだ。
残念ながらその代表的な居酒屋「神馬」はお休み!
嫁さんはホテルでディナー・バイキング。
オヤジは百万遍の力餅食堂「うどん定食」豪華ビール付きか、四条大宮「王将」の酢豚定食餃子二人前の選択肢に迷う。
やはり京都に上ってくると王将の餃子をいつ食べるかで迷うそうです。これが出発間際になると王将を選ぶか、新福菜館を選ぶか?永遠の命題になる。
どちらか早く食べるのが京都帰省のコツ!

娘たちは四条烏周辺の私のお勧めのお店、車、匙、一にあたるという。どれも一文字名前。ホッコリ保証だからいつも人気なので入れたらラッキー!運試しなのだ。
どちらも思い出になる美しい時間が楽しめること。

時間に「美しい、きれい」という形容詞が付く文系脳味噌に驚いた。
理系脳味噌しかない私です。「時」は無味乾燥に過ぎていくだけ。人は20歳をピークにただ落ちて砕けていくもの。
所詮、あたって砕けるだけの運命なのだ。
せめてその間に美しい時計がつらい現実を忘れさせてくれるアイテムになる。

そんな刹那的な人生の瞬間を失敗をしないように時計を次の世代まで残すのが時計師の役目かと思う。大学生活のたった4年間で生涯の友だちが決まる!そう思うと時間は怖いものです。

昔の失敗、真っ赤な夕焼けに誘われて嵐山の湯豆腐を食べに行ったオヤジ二人。「なんでこんなきれいな夕焼けをオヤジ二人で見なあかんのや~!」としみじみ思うのでした。夏目漱石を若読みした時のような失敗でした。プリオのタイタニックもオヤジ二人で見ってしまった。

 昨日の葵祭の5時間は美しい時間の記憶。ただそれだけのために高額新幹線旅費をだしても惜しくないそうです。あとの夕焼けは贅沢なおまけ?
おまけのほうも引けを取らない豪華なのだ。それにしても快晴の葵祭と完璧な夕焼けに旅費はお得な一日でした。
美しい時間を京都で送る日は時計師は限りなくヒマな一日を過ごした。

明日は㈬定休日ブログはお休み。
午前中とっくに賞味期限が切れているポンコツ眼玉の修理に行ってきます。
仕事柄目玉おやじを定期的に修理をやっています。
危険な5月!絶景を見逃すと後悔するからね~。








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