京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
工房は京都市北区紫竹下竹殿町16だよ!

時計師の京都時間「京の値段」

2017-07-18 09:14:16 | 時計修理

7月18日火曜日。昨日預かった時計を1本仕上げてブログに向かいます。
簡単な修理の時計ならその日のうちに仕上げるのですが昨日は祇園祭山鉾の巡行日。
直会(なおらい)の時間に遅れないように早めに工房をでました。
京の自営業はちょっと辛いものです。
「自営業=時間の都合がつく暇人」というので都合よく呼び出されています。
祇園祭り後祭りの宵山にも盛り上げるための飲み会があるがこれも律儀に出席します。
これをぼやいてもしょうがない。

また昨日は自宅の違いほかの町内の直会に呼ばれているのも気が引ける。それでも私は長崎生まれのよそさんということで許可が出ているらしい。永年山鉾町に住んでいる人は浮氣はしないものでしょう。
同じように昔スイスで他にやることがないので日曜礼拝によく行った。。教会はプロテスタントとカソリックははっきりと区分けができているが私は仏教徒。何となくどちらにも呼ばれて語学と音楽を楽しく学習できました。
私の性格が要領よくできているのだ。
今でも工房にはいろいろな宗派の人が利用してくれるのもよそさんの特徴か?

京都のビックリ値段。
四条界隈は祇園祭の期間中宿泊施設、飲食店が軒並み祇園祭り価格になっています。いわゆる「稼ぎ時!」この語句がぴったりくるほど値段が普段と違う。
そこで貧乏時計師の仲間たちは祇園祭のあとちょっと離れた太秦、西陣に向かう。この地域では意地でも値段を上げることがないので助かる。
お店のオヤジさんはいまだに祇園祭は下京区のお祭りなので祇園祭りに行ったことがないという人もいる。さすがに京都人だと感心する。
上京の最大のお祭りは葵祭なのだ。

京都は下京区と上京区の二つの町会から始まってそのあとに中京区(なかぎょうく)ができた。下京区は町衆、上京区は公家さん中心の町とはっきり区分けがあります。
中京区の事を「ちゅうきょう区」というと京都人は機嫌が悪くなるので注意しましょう。NHKのアナウンサーも時折間違えます。そのたびににや~笑顔が出る。クレームがいっぱいくるぞ~!人の不幸は蜜の味なのだ。

祇園祭りのなかでも値ごろ感があるのが厄除けチマキです。700円前後で1年間有効なのだ。価格に厳しい京都人が争って購入するので他府県の人には意外に映るようです。

東京在住の京都人も「鯉山」のチマキを送ってくれ!と言ってくるほどです。しかたなく後祭りの鯉山チマキを買う。
うれしはずかし~恋山チマキ(^^♪おひとつちょうだいなぁ~。歌いながら62歳のオヤジが買いに行く。高知ではぼんさんがカンザシを買いに行って、京都では貧乏時計師がチマキを買いに行く。
ちなみに年頃の娘さんがいるので玄関に飾るそうだ。オヤジはいくつになっても娘が可愛いのでしょう。

次にお値打ちなのが祇園祭りの紹介本。500円、1500円などの価格で各山鉾町で売られています。すぐに売り切れます。内容が本当の永久保存版でお勧め。
また京扇子も売り切れ!
私が宵山の当番の日にはすでに売り切れているので見本を見るだけ。京都好みのお買い得品なのでしょう。京扇子はず~っと末代まで使えるのだ。まるで写真のオメガ、エルメス・クリッパーだ!

最後にお値打ちなのがいつも変わらない電池交換1000円。最近お里帰りの奥様が増えた。
一度に家族中の時計を5~6個持って来てくれる人もいて「夕方取りに来る!」ハトが豆鉄砲状態になる。
そんなことで今朝はヘロヘロ~!

昭和時代生まれの時計師は夜12時以降はお酒は飲まない。キズモがグレムリン化する。
翌日汗と匂いが禁物な仕事なので身体に水分を入れない。
そんなことで出張前にお酒は飲まない!
お酒の匂いがしただけで上司から怒られたことがあるのだ。
またストレスがたまる仕事でもあるのでアルコール中毒でつぶれていく人をいっぱい見てきた。
そんなことで仕事が忙しい祇園祭りの期間中生ビールをにらみながら宴会時間を耐える。

明日の工房は5時まで営業!ブログはお休み。
私はアメオトコなので五時以降出かけるので皆さん雨のご用意をしてくださいね~。











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