京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
工房は京都市北区紫竹下竹殿町16だよ!

時計師の京都時間「終わらない京都時間」

2016-10-13 09:31:14 | 時計修理

10月13日木曜日。
13日の金曜日を危うく逃れての木曜日。きっといいことがあるような気がする。

朝9時には到着して庭掃除をしているとお客様が入口に立たれていました。びっくり!
写真の時計の電池交換依頼、文字盤に描かれた言葉に何となく元気が出てくる。

むかし南仏の古い家の前に慣用句が描かれた日時計を見かけます。
家の看板のように掛けていたのを思い出す。
この時計の文字盤には「fry your own frag」と書いてあった。

私も時計業界の頂点を狙って旗を立てに行ったのだが敢え無く撤退!
ナウ!後始末中で残酷な時間を送っていますのじゃ~。
仕事の瞬間を狙って昨日は京都人が集まる居酒屋へ!

昔、宮城県の仙台に支店を作っていたころのお話し。
開店準備も終わり各時計メーカーの営業さんといつもやる打ち上げ宴会。
「お宅はどこの出身?」とそれぞれの故郷の話になる。
「私は十三や!」と若い女性が短くいう。
「いいとこですね~!」と東京生まれの男性がおだてた!
そのとたん「どこがええとこや!あんた十三を知っとんのかぁ~?」
「いえいえ、住めば都といいますでしょ。やっぱり故郷はいいものですよね~。」と私を見て切り返す。
「なんで十三が都で京都やねん!大阪で私が京都生まれです~!などと言おうもんなら、最近お上品にならはってどうしたん?一度病院に行ってみるか?」大騒ぎになるわ~。

大阪の人は京都を嫌い、京都人は大阪無視します。わさびを入れられるぞ!
東京人は要注意だ。
京都人ではそれぞれ4つに分かれるので扱いに気を付けましょう。
賀茂人、上京人、下京人、その他人の四つ。
西陣が作って室町が売る!などなど京都の特徴でしっかり住み分けています。
民泊を選ぶ際にはきをつけませう!

「上京人」は西陣を中心に行政区、また大学も上京が中心となる。
プライドは高いが貧乏!
芋の煮っころがしとお銚子二本あれば幸せな生き物なのだ。おばんざいなら西陣に限る。

「下京区」は町衆の商売の町。
京都人の中でも一番裕福だ。主に祇園界隈で見つけることができる。京都に中京区(なかぎょうく)があるがこれは下京区から分離した地域なので下京区人の扱いでよい!

「賀茂人」は上賀茂、下賀茂神社を中心とした街。神山にある京都産業大学の学生さんたちは他の大学と比べても異質。星を眺めておっとりしている学生が多いのも賀茂人の理由だ。

「その他の京都人」は11時過ぎると終電が気になってそわそわしてくるシンデレラ族だ。ラストオーダーまでの残ることはない。ちなみに宇治の人に京都のことを褒めても喜ばない!

同じ京都人でもそれぞれ性格が違うので東京よそさんお客様チームは気を付けましょうね~。

写真は「終わった人」内館牧子著1600円
それぞれ京都人でもいつかは終わりの時間が来る。
 終らないのが上京人か?千家十職など伝統手工業属は上京区に集中していますね~。その上京人よりシブトくて80歳過ぎても活躍しているのが賀茂人か?
なにせ「すぐき」「千枚漬け」を食べるので健康!おまけに上賀茂神社、久我神社などパワースポットに守られているのです。賀茂人が一番強い京都人!
私も賀茂人の仲間に入れてもらって10年。
なにかとイベントに誘われます。

昨日も水曜日の定休日にもかかわらず修理迷子の時計がやって来た。
一つは常連の裏蓋が傷だらけの時計だ
傷だけつけられて結局ウラブタが開けられないでそのまま返却されるパターン。これを一度でスパーンと開けて5分で電池交換終了。
所詮メジャーリーグとリトルリーグの違いだ。

大切な時計なら時計組合の加盟店にいきましょう。
千本ならミヤケさん、この中立売商店街に対抗する出町商店街なら鋸屋時計店!
両商店街を上手に使い分けるのが京都人なのだ。

一棟借りの民泊にはヨロズ町選びに気を付けよ~ね。




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