京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
工房は京都市北区紫竹下竹殿町16だよ!

時計師の京都時間「京のお約束時間」

2017-07-16 09:08:22 | 時計修理

7月16日日曜日。
今日は宵山。連日のお天気に恵まれ人出も最高潮です。
私の工房は午前中で終わり!とっとと会所へ入っていますね~。

今日の営業より祇園祭りを当然優先させるのが京のお約束。
義兄も親戚のオヤジも一日会所に入り浸る。
当番もクライマックスの宵山で嬉しい限りです。

なんとも贅沢なお祭り時間の始まり。これを逃してなるものか!私がワンちゃんならずっとしっぽをふっていると思う。
夜は鯖寿司と鱧寿司でエビスビール!これも京の家庭ではお約束で用意されています。

この日会所に連れていく時計はセイコー・クレドール。やはり日本のお祭りなので当然セイコーかシチズンになってしまう。カシオの場合中国製なのでちょっと遠慮した。
ただ山鉾を飾る胴掛やら見送りの織物は殆どがヨーロッパやインド、中国伝来のものです。
日本人が舶来ものを信奉するのはここのあたりから来たものか?

昨年の祇園祭りで質問が多かったのが「この山どっちが先なの?」でした。蟷螂山はカマキリの向きでわかるが他の山は前後がわかりにくいので前掛け、見送りがよく解からないという人がいます。
山の前は切込みがある。酒樽があるのが前。それでもわからない人は会所の当番の人に聞きましょう。

「スタンプ帳はどこで売っているの?」
大垣書店、ハンズやら鉾町でも扱っています。300円~1500円の価格です。
このスタンプを押すのもコツがある。夕方になるとインクがなくなるのでかすれてきます。早めに集めるのがコツ。ず~っと想い出を楽しめるのでスタンプ帳は必携。

「今何時?」で時間を聞かれるのも多い。最低2時間ほど炎天下を歩ける体力と水と時間が必要なのだ。意外とバテル!
チマキやら手ぬぐいを買うお客さんの左手を見て驚きます。女性はエルメス、ブルガリ、カルティエの順で豪華賢覧で流石日本の女性!ほれぼれします。
写真の金無垢時計のようにブランド、メーカー当てクイズのような楽しみもある。
ところが男性はお粗末!
もうちょっとおしゃれしてお祭りに参加しましょうよ~。ということで今日は仕事を片付けていってきます。

明日は巡行!早朝から巡行準備で木槌を使う大きな音で目が覚めます。
これも山鉾町の京町家の特徴です。これをうるさいと感じるか?寂しいと感じるか?
明日も晴れたらいいね~。




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