京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
工房は京都市北区紫竹下竹殿町16だよ!

時計師の京都時間「時計師の旅15分」

2017-07-06 10:12:20 | 時計修理

7月6日木曜日。出張帰りの木曜日です。
写真は昨夜長崎諫早駅前の居酒屋で一人酒。お刺身5点盛り980円!馬刺しのお寿司中生ビール3杯含め3000円弱の長崎特有のびっくり価格です。
なぜ忙しいのに諫早駅に現れたのか?

この旅の目的はチョコレートケーキでした。
お店の名前がネオクラッシッククローバー。目的のケーキは石畳ショコラ5個。
私は生クリームアレルギーなのでケーキは猫に小判。馬に念仏の世界。
「九州、長崎へ行くならいつか絶対にこれ買ってきて!」と娘から頼まれていた事が気にかかっていました。娘たちのグローバル味覚の世界は地域の幅が本当に広いね~。

1時間ほどあいたので大まかな地図を見ていく事に決めた。
これが大変だった!危うく遭難。
バイパス沿いにある諫早店の最寄り駅が島原鉄道・小野本町でした。30分感覚なので微妙に焦る時間です。
店は駅から15分と書いてあった。
京都堀川今出川から烏丸の同志社大学まで15分なので同じ感覚で歩き出す。
往復買い物時間含め40分あれば出発予定時刻に間に合うよう行けると判断。
ここにミスがある。
まず気候のちがい。長崎と京都の気温、湿度の差。
荒れた歩道の情報。風景の違い。
諫早はあらゆるものが自動車利用者のための文化なのでした。
京都は基本徒歩利用者のための文化。この違いを思い知らされました。

強烈に蒸暑い中なかなか見つからない。ペットボトルはとっくに飲み干した。
そのうち遠くに目印のマクドナルドが見えた時にはダウン寸前!
重い荷物を抱えて猛暑と小雨の徒歩はつらい。
15分間以上歩いたが他の歩行者もいません。単独登山で遭難か?
汗まみれでなんとかお店にたどり着いた私はその日一番異常なお客のはず。

「京都へ持ち帰って食べるまで12時間!」と伝えるとさらにビックリされる。
ふつうのお客さんは1時間以内で食べる設定で作られているらしい。信じられないおバカな客なのだ。

和菓子と長崎チャンポンで出来ている私の姿が哀れに見えたのでしょう。保冷剤たっぷり入れて売ってくれました!
「流石に親切な長崎対応!」に感激します。
また気合を入れなおして暑い車道沿いを歩いて戻る。

さて無時に高速バスに間に合いめでたく京都入りしました。購入から15時間後自宅に到着した結果。チョコレートケーキにうるさい娘の評価にびっくり!
「ちょっとぬるいけど~今年一番お味!」と大感激されました。
京都はこれから祇園祭。
16日の宵山は一日工房をお休みして対応します。
もちろん家族総出態勢なのでこの日に娘のポイントを稼いだのはすべて祇園祭のため!

相変わらずの不運もあった。
今回は高速夜行バスで往復。指定番号がどちらも3列シートの2番席!運の悪さはまだ生きているだけでも幸運な強烈悪運の時計師!
ところが往路に奇跡が起きた。「後ろに空いている席がありますがどうですか?」と天使のような運転手さんが聞くれた。それでも幸運は続かないのが私だ。
往路で味をしめた私。
復路ではチョコレートケーキの大きな箱を抱えて「後ろに空いている席はありませんか?」と聞く。帰ってきた言葉が「自己責任でどうぞ!」でした。
まだ残りの駅があるので勝手に座っているとあとからの客に迷惑だ。運転手はその最後までの乗客の数と席番号はわかっているはず。だから聞いてみたのだ。
運転手の「自己責任でどうぞ!」に素直に従うとあとから来た客に怒鳴られるのが見えている。
案の定後から来た怖そうな客でほぼ満席。
「長崎バスの高速バスにはヨロズ気をつけよ!」
不運時間は続く。
2番の座席では真夜中にトイレ使用中の灯りでたたき起こされた。10回数えてやめた。
目覚まし時計で光で目を覚ませるような時計もあった。トイレの臭いと使用中の灯りで昼間のように目が覚めたままでした。

さらにこの座席番号で困るのは運転手同士の会話が筒抜けに聞こえる!
深夜消灯時間過ぎてぼそぼそと会社の愚痴を聞かされるのはたまらない。
昭和30年生の中小企業に入った大学卒の宿命だ。会社の愚痴、上司の悪口を肴に酒を飲む習慣がないことでしょう。
いきなり役職につかされて残業費を浮かせる当時流行した働き方改革。いきなり残業手当なしで会社の愚痴をつぶやく時代をパス、通り過ぎた。
「会社の役に立たないと思ったら即座に辞めればいい!」うとうとしながらそう思った。

今日は眠気覚ましにいきなりカルティエ!
15分あればカルティエ修理ツアーは大丈夫なのだ。貧乏時計師が無時に帰ってきましたよ~!












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