京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の妖艶」

2017-02-12 09:43:09 | 時計修理

2月12日日曜日。
伏見稲荷では初午の日。この初午の日、堂々と参道のお店では焼き鳥(アブラが乗った鶉)が食べられる。
昨夜、妖艶な満月を見た。京都ならではの冷たい夜空を見上げるとちぎれ雲からきれいなお月様が見え隠れしていました。これも京都です。
今朝の通勤バスでは茶道の勉強会に向かう女性で満員。全国から集まった茶道の先生の皆さんなので所作はきれい。立ち姿がきりっと美しい!日本女性の美しさもまた妖艶でした。

二月は鬼が出る月。百鬼夜行の行列を見るとその日のうちに死んでしまう。月の光に照らされた京おんなに化かされないように注意しましょうね~。
まもなく恐怖のバレンタインがやって来る。
ムーミン谷のムーミンパパの星まつりを思い出します。パパだけ星が取れないで寂しく帰る。私もチョコをもらえなくて寂しく家に帰る。
中高一貫して宝くじの当選とチョコをもらえる確率は同じでした。ゼロだ!
類は友を呼ぶようで医者も弁護士もチョコゼロの苦痛の歴史を送ってきたという。
ブサイクはもてない!この悲哀を共通できる友情は60歳を超えて生涯続きます。

最近では義理チョコ、義務チョコ(福利厚生)、犠牲チョコ(あんた、新人なら課長にあげないと機嫌が悪いのであげときや~!)娘が言うブラックチョコ(企業)が多いという。
私はそれも当たらないので14日の時計師はシオシオとバスに乗って自宅に戻る。
最後にやっと嫁さんがチロルチョコをくれる。これもムーミン谷のシーンを思い出すのだ。
嫁さんが百貨店でチョコを買う時につい「自宅使いで!」と言ってしまったという。

写真はブルガリ。
バレンタインデーのあとには恐怖のホワイトデーがやってくる。我が家ではチロルチョコがゴディバに生まれ変わってお返しするしきたりだ。ホワイトデー準備金の手当てがいる。

バレンタインデーにロレックス、オメガ、ディーゼルをもらったらお返しはブルガリか?
カルティエ、エルメスは自分で買うのでブルガリ。
ホワイトデーにはブルガリがよく売れます。ブルガリ・ブルガリ、Bゼロ、ソロテンポ、アルミとデザインにはずれがないので無難なのだ。特にブルガリ・スネークは妖艶!

京の二月はヨロズ茶道関係者の女性に気を付けましょうね~。
その美しさにコロッとやられた残骸のようなオヤジたち。居酒屋で春鯛の荒煮にしばし無言で食べるシーンが見られます。
今日は初午!四条大宮鳥貴族もいいかも?
 この寒さを吹き飛ばす気力もないので今日も開店休業なのだ!
冬眠の日々もまた楽しい京都でした。







コメント
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